「モテ期チャンス」カテゴリーアーカイブ

モテ期に対して多数が抱く大いなる勘違い

コミック作家の久保ミツロウさんが連載した『モテキ』以来、TV化と映画化ですっかりモテキ、という言葉が定着しました。

2010年の新語・流行語大賞の候補にノミネートまでされているので、コミックやTV、映画の物語は知らなくても言葉を聞いている人は多いはず。

大概がそうであるように、この言葉もすっかり一人歩きしています。

今は男も女も揃って『私のモテ期はいつ来るの?』状態。モテキ、ではなく、モテ期、ですね。

このモテ期は複数の異性から言い寄られるパラダイス状態のこと。

あるわけないでしょ、そんなもの。 続きを読む モテ期に対して多数が抱く大いなる勘違い

人生のモテ期は3回あるという噂

人生のうちで3回はモテ期がやってくる、などと巷ではまことしやかに囁かれています。

都市伝説でしょうか?

これ、あながち根拠のない話でもないんですよね。

男性と女性のモテ期には若干の年齢差があります。

まず女性。

第1期は10歳から14歳ぐらいまで、第2期は20歳から27、8歳まで、第3期は40歳前後。

男性の場合は9歳から15歳ぐらいで第1期が訪れ、第2期は25歳から35歳ぐらいまで、第3期は55歳ぐらいから。 続きを読む 人生のモテ期は3回あるという噂

モテ期を見逃してしまうケースが多い男性

続いて男性、行きます。

男性の第1期は男性ホルモン、テストステロンが分泌して第二次性徴を迎える時ですね。

顔や体つきが男の子らしくなってくる頃で、ようやく『かわいい子』から『可愛い男の子』になり、モテ期としては母親以上の年齢構成という年上女性や、早期に初潮を迎えた年下女性から慕われます。

バレンタインデーで大量のチョコレートが届く年頃ですが、異性のストライクゾーン年齢が違うので、本人は戸惑うことの方が多いパターン。

母親以上はともかく、小中学校では1学年で年齢差を大きく感じる年頃ですから仕方ありません。 続きを読む モテ期を見逃してしまうケースが多い男性

女性が選んだモテる男の条件

古来、恋愛は詩に詠われ、文学で読まれ、演劇で鑑賞されてきました。

劇から喜劇、憎悪や嫉妬、報われない恋、ハッピーエンドまで、恋愛ほどドラマの題材となる例は他に見当たらないでしょう。

その一方で、最近は恋愛を科学の対象として摩訶不思議な感情を解き明かそうとしています。

恋愛のロマンチックな感情が過去のものとなる日は意外と近いかもしれません。

恋愛の種子であるモテ期には、前述したように男女の生体ホルモンが深く関わっていることがすでに分かっています。 続きを読む 女性が選んだモテる男の条件

ホントは男性が女性に選ばれているという摂理

残念ながら、男性は本能的に自分と異なる遺伝子を持つ女性を見分けられる手段を持っていません。

これ、やはり子供を身ごもる女性だけの特殊能力と言えるでしょう。

つまり人類の繁栄を果たすためには女性が優秀な遺伝子を持つ男性を選ばなければならない、ということ。

これ、自然界では当たり前の話で、フィメールチョイスといいます。

メスがオスを選んで強い子孫を残そうという方法ですね。 続きを読む ホントは男性が女性に選ばれているという摂理

モテ期だからといって意中の人と結ばれるわけではない

モテ期なんて所詮、このように生体の仕組みのひとつでしかない、と分かると焦る必要もなくなってくるし、恋愛なんて遺伝子を残すための具象でしかないと思えば熱も冷めてくるものでしょう。

ゾウアザラシを見れば分かるように、恋愛にはとてつもない労力が必要で、その力はあまりに建設的でなく、ときには破壊すら招いてしまいます。

それほどの力、恋愛に向けるヒマがあったら勉強や仕事に向けなさい、と年老いた人たちが言うのも無理はありません。

でも、それでも恋愛はしたい、というのが本音ですよね。

とくに第2期に突入している男女は。 続きを読む モテ期だからといって意中の人と結ばれるわけではない

失恋という経験が次回の恋愛に活きる法則

もし、並み居るライバルを蹴落としての恋愛成就だとしたら、それは単純に恋愛パワーの差でしょう。

並み居るライバルがいるということは、それだけモテるわけですから、生半可なパワーでは恋愛感覚が鈍っている相手に通じるわけがありません。

しかし男女間が複雑化した今の世の中、パワーを効率よく手段に変える方法はいくらでもあり、それを駆使した結果が熱烈恋愛成就なのです。

蹴落とされたライバルは生半可なパワーを使ったばっかりに消耗して、次の恋愛にかける情熱を取り戻すまでは時間がかかります。 続きを読む 失恋という経験が次回の恋愛に活きる法則

第1期でモテなかった人が第2期にモテるワケ

恋愛を成就させる法則なんてありませんし、恋愛の数だけ方程式は変わりますが、その中でもいくつか、恋愛のパワーを効率的な手段に変えるパターンは存在しています。

これは第1期を考えてみると分かりやすいでしょう。

小中学校で迎えるモテ期は、とかく容姿や行動に捕らわれがちで、勉強だけができる人はそれほどモテませんね、

容姿や行動でモテるタイプは持って生まれた素質ですから、モテることが当たり前になっているので『美人だ』とか『カッコイイ』などという褒め言葉には慢性化しています。 続きを読む 第1期でモテなかった人が第2期にモテるワケ

天然素材への礼賛が慢性化したタイプが選ぶ相手

容姿や行動でモテるタイプは、第2期に入っても天然素材だけを使って恋愛を続ける場合があります。

たとえ恋愛がつねに短命で終わっても集団の単位が変われば、また群がる異性が増えるからですね。

高校、大学、社会人と年齢と共に集団の単位は変わりますが、さすがに社会人になると長続きしませんし、天然素材も色褪せてきます。

ここまで引っ張ると、モテ続けているタイプはそれなりに考えるところがあるんですよね。 続きを読む 天然素材への礼賛が慢性化したタイプが選ぶ相手

非モテと自称している人たちの心のバリア

このケースで分かるようにモテ期には天然素材型と学習型がありますが、このどちらにも属さない非モテと称される部類があります。

この自称非モテは第1期において天然素材型に憧れを抱くものの、ライバルの多さに早々と諦めていることが特徴で、以後、恋愛感情を極力遠ざけつつも、自分にはモテ期が絶対来ないと嘆くタイプです。

『どうせ自分に振り向く異性なんかいない』というバリアを最初から張っていますから失恋という痛手は被らないけれど、不特定な異性への憧れは強く、行き場を失った恋愛パワーがモノ言わぬ二次元的存在へ向けられることも見受けられます。

さて、この自称非モテには、本当にモテ期が来ないのでしょうか? 続きを読む 非モテと自称している人たちの心のバリア

非モテでも必ず訪れているモテ期

恋愛のパワーを違うベクトルに向けるというのは、モテ期における効率的な手段でもあります。

自称非モテのベクトル方向が多少マイノリティだとしても、今は嗜好の多様性時代ですから、そのベクトルにも群れは存在しています。

たとえ身近に群れがなくても、今はネットを通じて群れを作ることができますし。

非モテのベクトルに対するパワーは時として『オタク』と表現されますが、その深い専門的知識と習得に対する情熱はもっと高く評価されるべきでしょう。 続きを読む 非モテでも必ず訪れているモテ期

典型的なモテ期の3つのタイプを総括して

天然素材型、学習型、非モテ型とモテ期における典型的な3つのタイプを紹介しましたが、貴方はどの型に当てあまりますか?

ここで、この3タイプのメリットやデメリット、モテ期における注意点をまとめてみましょう。

まずは天然素材型から。

◆ 親から引き継いだ容姿や運動神経など持って生まれた素質のおかげで、アクションを起こさなくてもモテ期が自然発生する。

◆ 異性がいつも周囲にいるため、異性がいることを当たり前と勘違いして行動や考え方が傲慢になり、あるいは配慮できないことから自己中心的になりがち。 続きを読む 典型的なモテ期の3つのタイプを総括して