ゼノンのパラドックス!大人が読む寓話の教訓

絶対にカメを追い越す事ができないウサギ、ゼノンのパラドックスが生まれたのかというと、ピタゴラス派の数と無限、一性と多性の考え方に対して批判を込め、背反理論として提示したからです。

寓話がテーマなので、もうちょっと簡単に言うと「数を定義として無限を設定すると前提に誤りが潜んでいることに気がつかなければ非現実的な結果であっても正しいと受け入れなければならなくなる」と主張しているわけですね。

先ほどのウサギがカメに追いつけない話、実際はウサギではなくギリシャ神話のアキレスですが、これの元になったのが二分法です。 続きを読む ゼノンのパラドックス!大人が読む寓話の教訓

絶対にカメを追い越せないウサギ!大人が読む寓話の教訓

イソップ物語でもリーマスじいやの話でもカメに負けてしまうウサギですが、数学的にもカメに負けてしまうことを立証したのが古代ギリシャ人のゼノンです。

ゼノンの数学的立証は、ウサギが時速100km、カメが時速50kmという前提で計算が行われます。

この数値であればウサギは確実にカメに勝てるので、ウサギはゴール前で寝るのではなく、スタートの段階で寝てしまいます。

その寝ている段階でカメはすでにウサギを1km引き離してしまいました。 続きを読む 絶対にカメを追い越せないウサギ!大人が読む寓話の教訓

カメはいかにして高慢ちきなウサギに勝つことができたか?!大人が読む寓話の教訓

イソップ物語の「ウサギとカメ」の寓話、多くの改変があります。

有名なのは「リーマスじいやの話」という童話集に出てくる「ウサギどんにあいてがあらわれた話」ですね。

ウサギとカメが競争するという点、ウサギが高慢ちきで生意気で自信満々な点は同じですが、競技性が高まっており、きちんとハゲタカが審判員になっています。

またカメは足の速いウサギに対してハンディキャップを申請、ウサギの走る道ではなく茂みの中を進むことを主張します。 続きを読む カメはいかにして高慢ちきなウサギに勝つことができたか?!大人が読む寓話の教訓

ウサギとカメの教訓!大人が読む寓話の教訓

もうひとつ、イソップ物語から誰もが知っている寓話、「ウサギとカメ」を例に上げましょう。

いつもウサギに足が遅いとバカにされていたカメはとうとう怒り心頭に達し、ウサギに山の麓まで競争を挑みます。

当然、その勝負を受けるウサギ、いざ競争が始まればカメを残して山の麓まで一気に到達、カメが見えないのをいいことにゴール前、余裕綽々で待っていればやがて睡魔に襲われ、眠ってしまいます。

しばらくして目を覚ましたウサギがそこに見た光景は、自分が寝ている間に遅い足でウサギを追い越し、そしてゴールして喜んでいるカメの姿でした、というお話。 続きを読む ウサギとカメの教訓!大人が読む寓話の教訓

教訓を鵜呑みにして細部を見逃さない!大人が読む寓話の教訓

イソップ物語のアリとキリギリス、さてどのような寓意を感じたでしょうか?

なんだか小学校の授業みたいですね。

こういう時って必ず優等生的な発言をする小煩い学級委員長みたいのがいて、「キリギリスのように遊んでばかりいると、いつか報いが訪れて困ることになる」みたいなお手本の答えを言うのが定番ですが、この際、子供の頃に見た、聞いたアリとキリギリスから感じた寓意を正直に言っちゃいましょう。

せっかく太陽がキラキラと輝いて遊べる季節なのに、冬の心配をして遊ばない吝嗇家はたとえ理由はどうであれ飢餓寸前の困窮者が目の前にいても施しはけっして与えないものである、というのが寓意。 続きを読む 教訓を鵜呑みにして細部を見逃さない!大人が読む寓話の教訓

アリとキリギリスに見るお手本的寓話!大人が読む寓話の教訓

寓話、とは結末に教訓的な暗喩を残している単純な物語の総称です。

暗喩の部分が寓意ですね。

難しく捉えるよりも代表的な例を上げた方がわかりやすいでしょう。

まずは誰でも知っている「イソップ物語」の「アリとキリギリス」。

夏の間、キリギリスはバイオリンを弾いて歌って過ごしますが、アリは食料がなくなる冬に備えてせっせと働き、食料を溜め込みます。 続きを読む アリとキリギリスに見るお手本的寓話!大人が読む寓話の教訓

道徳的ではない寓話のディストピア!大人が読む寓話の教訓

ジェームズ・クラベルの短編小説、「The Children’s Story」は日本でも「23分間の奇跡」というタイトルで1991年のフジテレビ「世にも奇妙な物語 冬の特別編」の中の1本として放映されました。

賀来千香子さんが女教師役ですね。

日本でクーデターが起きて憲法が改正されたという設定、国旗を切り裂く代わりに「平等・自由・平和」と書かれた額縁を屋外に捨てる、あるいはラストでジョニー君に相当する生徒が先生から煽てられ、他の生徒からも持ち上げられて学級委員長になるなど、若干の違いはありますが、根底の部分は同じです。 続きを読む 道徳的ではない寓話のディストピア!大人が読む寓話の教訓

民衆掌握までの23分間!大人が読む寓話の教訓

「The Children’s Story」、今回が最後です。

新しい指導者から貰ったお菓子、それは生徒に取ってとろけるような甘さでした。

美しい女教師の説得ある言葉に反抗的だったジョニー君も素直になり始めています。

ジョニー君の隣にいたマーチン君が話しかけます。

「なあ、今度の先生、きれいだし優しいし、前の先生よりいいじゃん」 続きを読む 民衆掌握までの23分間!大人が読む寓話の教訓

猫とツキと干支の性格

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