モテ期に対して多数が抱く大いなる勘違い

コミック作家の久保ミツロウさんが連載した『モテキ』以来、TV化と映画化ですっかりモテキ、という言葉が定着しました。

2010年の新語・流行語大賞の候補にノミネートまでされているので、コミックやTV、映画の物語は知らなくても言葉を聞いている人は多いはず。

大概がそうであるように、この言葉もすっかり一人歩きしています。

今は男も女も揃って『私のモテ期はいつ来るの?』状態。モテキ、ではなく、モテ期、ですね。

このモテ期は複数の異性から言い寄られるパラダイス状態のこと。

あるわけないでしょ、そんなもの。

すでにモテ期を想像する段階で自己中心的な考え方を混入するから、モテ期が訪れないと勘違いが始まっているのです。

モテ期というのは、自分の好きな異性が、自分は何もアクションを起こしていないのに勝手に寄ってくる、なんて都合のいいことではありません。

モテ期というのは、自分の持つ生体的なリズムに異性が惹きつけられるだけのことで、その異性が自分の好みとはまったく無関係なこともあるのです。

ただ、逆にそれを理解すれば、モテ期を利用して人生をもっと楽しく過ごせる可能性が少しはある、ということ。

モテ期を勘違いしちゃいけません。

モテ期が来ない、と嘆く前に、モテ期を自分から迎えに行きましょう。

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