月齢を朔・上弦・望・下弦の4つに分けて説明しましたが、ここで計算が合わないじゃないか、と思った人、頭いいです。
月の公転周期は正確に言うと27.3217日。
地球の自転は約23時間56分4秒。
どう計算しても時計位置の12の位置とは一致しませんよね。
じつは太陽の光が当たる部分、月の公転軌道が楕円であるために一定ではありません。
そこで月の公転軌道を360度に分け、朔を0度、上弦を90度、望を180度、下弦を270度として28の整数を当てはめました。 続きを読む 月相と月齢の違い
月齢を朔・上弦・望・下弦の4つに分けて説明しましたが、ここで計算が合わないじゃないか、と思った人、頭いいです。
月の公転周期は正確に言うと27.3217日。
地球の自転は約23時間56分4秒。
どう計算しても時計位置の12の位置とは一致しませんよね。
じつは太陽の光が当たる部分、月の公転軌道が楕円であるために一定ではありません。
そこで月の公転軌道を360度に分け、朔を0度、上弦を90度、望を180度、下弦を270度として28の整数を当てはめました。 続きを読む 月相と月齢の違い
月齢占い、物は試しですからさっそくやってみましょう。
ネットの中には簡易的な月齢占いを行っているサイトがいくつもあります。
必要なのは自分の月相(月齢)ですが、これはホロスコープやバイオリズムと同じように計算式で算出できるので、誰でも分かりますが、世の中、便利になったものでサイトの中には誕生日を記入するだけで自分の月相(月齢)を出してくれるところもあるので、ぜひ試してみてください。
月相(月齢)が分かったところで生活に役立つわけではありませんが、自分が生まれた時の月相(写真入りのサイトもあります)を見ると、タイムスリップしたような不思議な気分になります。 続きを読む 意外と当たってる?月齢占いの性格判断
きちんとした占星術を学んでいれば、占術師によって運勢に大きな差が出ることはなく、表現に若干の違いが出るだけです。
月齢占いもその意味では大きな差が出ると胡散臭いものになってしまいますね。
ネットに数多くある月齢占いの性格判断、ひとつだけでは正確性が乏しいので、他のところも試してみましょう。
他のサイトでも誕生日を記入する方式のところを選んでみます。
出てきた回答は「優しさが人一倍強いので、その優しさが仇となり、お人好しになる傾向があります。 続きを読む 月齢占いが大差ない理由
月相(月齢)による占い、私の性格判断なんかどうでもいいんだけれど、という天の声を聞きました。
確かにおっしゃる通りです。
では戦国時代の名武将、織田信長、なんていかがでしょう?
織田信長は天文3年5月12日生まれ、これは太陰暦ですから太陽暦に直さなければなりませんが、世の中、便利になったもので、なぜかネットの中には太陰暦を太陽暦に変換してくれるサイトがいっぱいあります。
これで変換すると織田信長、1534年6月23日生まれとなります。 続きを読む 織田信長を月齢占いの性格判断で見ると
月相(月齢)による占いの性格判断、織田信長をやってみたら意外と面白かったので、続いて天下統一を果たして江戸幕府を築いた徳川家康も調べてみましょう。
天文11年12月26日生まれですから、これを太陽暦に直すと1543年1月31日になります。
で、さっそく月齢占いをやってみると、出てきた回答は「人を包み込む優しい性格を持っており、控えめで謙虚な姿勢は目上の人にも好意を持って受け入れられます。才能は十分にあるので、尻込みせずに積極的な行動を心がけましょう」という内容。
これも、徳川家康の性格を良く表しています。 続きを読む 徳川家康を月齢占いの性格判断で見ると
月齢占いの性格判断では豊臣秀吉が意外に当てはまらなかったことを前項で話しましたが、じつは織田信長や徳川家康のように生誕日がはっきりしている武将はむしろ、珍しい存在です。
戦国時代の武将は自分の生誕日を隠していたことの方が多かったのですから。
というのも、自分の生誕日をはっきりさせるというのは敵方陣営に情報を教えることに他なりません。
平安時代にはすでに西洋占星術が空海を始めとする遣唐使によって日本に流入。 続きを読む 戦国時代の武将は生誕日を明かさなかった
月齢占い、月相によってある程度分類されている、と書いたまま戦国時代の武将の月齢占い性格判断に飛んでしまいました。
改めて月相(月齢)による大まかな性格判断、紹介しましょう。
月齢の占術師によって月相はだいたい7~8に分類しています。
本来、誕生日によっては月相がもっと細かくなるのですが、一般に向ける際には区分が必要で、一般的な星座占いと同じですね。
乙女座と獅子座は並んでいますが、獅子座から乙女座に変わると性格まで激変するわけではなく、獅子座と乙女座の境に生まれた人は両方の性格を持っていながら、属する方の性格が強いわけです。 続きを読む 7~8に分類されている月齢占いの月相
月相(月齢)による占いの性格判断、続けますね。
では望、満月を月相に持つ人です。
「華やかな雰囲気を持っていて、人の中心に立つ人気者の性格です。
ただし、その分、自己中心的で自意識過剰の部分もあります。
プライドの高さやライバル心をコントロールできるようになれば、人前に立つ職業でも十分に通用します」とのこと。
続いて下弦、行きましょう。 続きを読む 下弦の人はクールな性格
太陽はその熱と光で地球の自然(人間を含めて)を作り出します。
一方の月はそれほどまで自然に影響しません。
この辺りの力関係が神話や信仰における絶対的権力神とそれに従属する神という立場を作り出していると言えます。
けれど月、意外なほど地球にも影響を与えているし、とくに生物の繁殖には太陽も及ばない力を発揮しています。
たとえば女性の月経。
月経は霊長類だけの現象で、犬や牛など一部の動物では出血が見られますが、これは子宮粘膜の剥離ではなく子宮内膜の充血によるものです。 続きを読む 月経が月相と同じサイクルであるという事実
太陽には及ばないものの、生物の繁殖には大きな影響を及ぼしているのが月、その例のひとつとして女性の月経を上げました。
月経と月相が約28日周期でシンクロしていますが、それについては現在のところ、解明されていません。
したがって仮説を立てることはできます。
現在、夜は電気の力によって闇から解放され、男女間の受精は時を問わずして行うことができます。
食物も世界的に見て一部の地域以外は生産者と消費者が分離され、安定した供給が行われています。 続きを読む 25万年前までさかのぼってみる
闇夜を照らす月相と女性の月経がなぜか28日前後の周期でシンクロしているという話、仮説の続きです。
食物を獲ってくるのは男の仕事。
つまり満月の夜こそ狩猟のチャンスなので男たちはこぞって狩猟に出かけます。
逆に夜の闇が真っ暗になる新月は夜行性の捕食動物から女性や子供を守らなければなりませんから居住区に滞在します。
もうお分かりですね。
男たちが居住区にいる新月に生殖活動を行い、男たちが狩猟に出かけて居住区にいない満月に生理が来れば生殖に最適なサイクルが生まれるのです。 続きを読む 新月は人類繁殖の時期だった?
海や湖では潮汐が見られます。
潮の満引きのことですが、これは半日周期で起こるので本来、朝の満引きを潮と呼び、夕方の満引きを汐と呼びます。
潮汐を引き起こす要因のひとつは地球の自転、もうひとつは月の引力です。
仕組みはちょっと難しいし、ここでは必要ないので省きますね。
月が人間に与える影響として、よく出てくるのが満月になると月の引力が高まり、体内にある水分(血液も含めて)も引力によって潮汐が起こるので気分が高揚する、とかいう説。 続きを読む 月の潮汐力は人間の身体に影響を及ぼす?