意中の人の不意を突く台詞を言う

バレンタインデーにおける意中の人を戦略するための戦術もいよいよ佳境です。

これまで情報戦、奇襲戦法を使い、もはや主導権は貴女のもの。

だからといって安心してはいけません。物事はすべて詰めが大事。

詰め、というのは将棋用語で、これがチェスならチェックメイトとなります。

将棋で詰めの手順を間違え、そのまま形勢逆転というケースも多々見られるので、十分に注意しましょう。

では、最終局面を迎える前に布石を打ちましょう。

布石、というのは囲碁の用語ですね。 続きを読む 意中の人の不意を突く台詞を言う

意中の人の困惑を招いて期待感と不安感を高める

バレンタインデーに意中の人を戦略するための、最後の布石の言葉を紹介しました。

「バレンタインデー近いけれど、チョコ好き?」

平然と言われたら、男はかなり緊張します。

なにしろ現状、恋人未満でありながら「偶然」から距離が縮まり、今や微妙な関係です。

そこでバレンタインデーの話題が急に出れば期待が一気に膨らむことは間違いありません。

しかし、決め台詞をもう一度、読み直してみましょう。

チョコが好きかどうか聞いているだけで、プレゼントするから、とはどこにも書かれていません。 続きを読む 意中の人の困惑を招いて期待感と不安感を高める

戦術において退路の確保は重要と心得る

戦術において、退路を確保しておくことは常に忘れてはいけません。

退路とは戦いが劣勢になった時、挽回するための重要な戦術なのです。

退路を絶ち、不退転の覚悟、といえば聞こえはいいですが、勝てばまだしも負けた場合は討死しか残されていません。

もちろん、恋愛でもバレンタインデーでも当てはまりますね。

最後の勝負、チョコレートを渡した段階で「ごめんね」と頭を下げられたら今までの下地作りはなんだったのか、と文句を言われること必至ですが、最悪の状況を考えることも、また戦術を立てる上で欠かせないことです。

意中の相手と顔を合わせる機会が少なければまだしも、職場内とか同じサークルとか、常に顔を合わせる状況下での討死は致命傷となってしまいます。 続きを読む 戦術において退路の確保は重要と心得る

退路を確保し、相手に選択させるメッセージを作る

バレンタインデーで意中の人を戦略する大作戦、いよいよクライマックスです。

これまで情報戦を行って相手の好みを熟知、貴女の意外性を見せて奇襲攻撃、さらにバレンタインデー当日に向けた不意打ちの布石も打った短期決戦の結末もあとわずかです。

退路を保ちながらも、ここまでの積み重ねた努力を実らせる方法、それは劇的なメッセージではなく、ここでも相手を惑わせ、最終的に選択させる文章です。

「かなり他の人と差をつけたんだよ」とか「他の女性からもチョコを貰いたい?」とか「ファッション変えたのなぜって思う?」とか「◯か月前に会ったのって偶然だと思う?」など、好きだとか愛してるだとか、そんな言葉は一切入れる必要はありません。 続きを読む 退路を確保し、相手に選択させるメッセージを作る

潔しとしないならばストレート攻撃も有効

バレンタインデーで意中の人に愛を告白する場合、チョコレートを始めとするプレゼントはトリガー、起爆剤にしか過ぎません。

下地作りが成功すれば発射された弾丸が的に命中することもあれば、起爆剤が引火して大ブレイクすることもあります。

最後の選択を意中の人に任せるのは逃げるのと同じ、と考える人もいるでしょう。

もちろん最後の詰めは退路を確保しておくことが大切ではありますが、それを潔しとせず、不退転の覚悟できちんとチョコレートを手渡しに「好きです、つきあってください」という言うことも大切です。

所詮、戦術は人を生かす方法であり、人の意思までを決めるものではありません。 続きを読む 潔しとしないならばストレート攻撃も有効

バレンタインデー短期決戦の根拠

バレンタインデーの戦略として孫子の兵法がいろいろ出てきました。

「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」とか「事前に的確な見通しを立て、敵の無備を攻め、その不意を突く」とか「主導権を握って変幻自在に戦え」などですね。

これらの兵法、戦術を説いた中に短期決戦があります。

なぜ孫子では短期決戦を進めたのかというと、「兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを賭ざるなり」という言葉で表されています。

この意味は「多少、まずい攻め方で短期決戦に出ることはあっても長期戦に持ち込んで成功した例は知らない」という意味です。

長期戦が国力を消耗させることは第二次世界大戦の日本を見ればよく分かることですし、兵を消耗させることはベトナム戦争を見れば明白です。

恋愛もじつは同じ。 続きを読む バレンタインデー短期決戦の根拠

バレンタインデーの失敗

バレンタインデーの短期決戦は中国春秋時代の兵法書である孫子を参考にしましたが、孫子がたとえ「短期決戦は多少、攻め方がまずくても長期戦で勝った例は見ない」と言っても、あまりに攻め方がまずければ、それまでの下地作りや戦術はまったくの無意味、徒労に終わってしまいます。

無意味である攻めに関しては失敗例を出した方が分かりやすいでしょう。

婚活支援サービスのパートナーエージェントが調査したバレンタインデーにおける男女の意識調査を見ると、バレンタインデープレゼントにおけるマイナス要素は男女間で大きく異なることが分かります。

女性がバレンタインデーで失敗したことの第一位は「手作りチョコの仕上がりに失敗した」ですが、男性の嫌だったこと、困ったことの第一位は「他の人のいる前で渡された」です。

男性の第一位は女性の失敗の中でも第四位に入っています。

さらに男性の第二位は「自宅まで来られた」、第三位が「演出にドン引き」となっています。 続きを読む バレンタインデーの失敗

実際に愛を告白した人、された人

バレンタインデーが女から男へ愛の告白をする日、というのは周知の事実となっていますが、では、実際に女性は愛を告白し、男性は愛を告白されているのでしょうか?

前述した婚活支援サービスのパートナーエージェントが行ったアンケートでは、告白されたことがある、と答えた男性は46%で、告白したことがある、と答えた女性も同じく46%でした。

サンプルとなっているのは20~30代の未婚男女約1,200人です。

アンケートなので一概には言えませんが、半数以上が未経験、しかも告白されたのは10代が多かった、という答えですから、愛と好きの境界線がないような、いってみれば友チョコと本命チョコの二食味みたいなものです。

そう考えると、さらに大人の愛の告白をバレンタインデーで行うというのは完全に少数派といえるでしょう。 続きを読む 実際に愛を告白した人、された人

バレンタインデーの主役は義理チョコ

世の中、バレンタインデーに愛の告白を行っている女性ばかりではありません。

愛の告白なんてとっくに卒業、バレンタインデーなんて憂鬱の種、と思っている女性もいるのです。

もはや、愛の告白にはすっかり無縁となっている年齢層でもなぜか巻き込まれるのが義理チョコ。

もっとも、男性がバレンタインデーのお返しをするホワイトデーの贈り物に期待している女性が多くいることも事実ですが。

義理チョコなる風習、いつ、どこから発生したのか、まったく謎です。

もしかしたら、チョコを貰えない男が流布した可能性もあります。

義理チョコ、贈る方は面倒ですが、男としては義理でも貰えるのは嬉しいというタイプがけっこういるそうです。 続きを読む バレンタインデーの主役は義理チョコ

当世義理チョコ事情

バレンタインデー、実際に愛の告白をする女性は少なくても、チョコレートを贈るというイベント性は健在です。

義理チョコといっても、この中には奥さんから旦那さんへ、とか、お母さんから子供へ、とか娘からお父さんへ、なんて微笑ましい贈り方も含まれていますし、男性が好きな、きらびやかな女性がいるお店では、当然、顧客確保や維持のためにプレゼントを用意するという販促も含まれており、多様化している模様を見せています。

ちなみに女性1人当たりの義理チョコを贈る数は平均1~5個がもっとも多く、次いで6~10個が第二位、義理チョコにかける費用としては1,000~3,000円がもっとも多く、1,000円までが第二位、3,000~5,000円が第三位となっています。

この調査を行ったのはデジタルポストというリサーチ会社ですが。概ね、費用に関しては他の調査結果でも同じ金額に収まっています。

同じ調査結果の中でもユニークなのが、プランタン銀座が行ったアンケートで、それによるとバレンタインデーの本命チョコ予算は平均3,173円、義理チョコにかける1人当たりの予算は平均1,114円。 続きを読む 当世義理チョコ事情

ホワイトデーを控える男性のために

バレンタインデー、チョコレートを贈る女性がいるということは、当然、それをいただく男どもがいるわけですね。

そこで問題なのがチョコレートをいただく男どもの態度です。

なんだか男に対する言葉使いが荒いですね。

けっしてチョコレートを貰っている数が少ないという理由ではありません(なんて書くと余計に言い訳がましいのですが)。

お待たせしました。

ここからはバレンタインデーにおける男性諸君のための参考になる情報を掲載します。

本命チョコを滅多に貰う機会はないにしても、いろいろな意味を持つ義理チョコを貰う機会はあるでしょう。

また義理チョコが年々、減ってきている男性もいること、察しします。 続きを読む ホワイトデーを控える男性のために

男の態度如何で組織内の円滑度が変わる

義理チョコとは言え、貰えば男も喜ぶバレンタインデー。

ただし、女性は義理チョコであってもシビアに男性の反応を伺っています。

バレンタインデーはすでに女性からの愛の告白日ではなく、前述したように「日頃、お世話になっている人へ感謝の気持ちを伝えるイベント」であり、とくに女性が多い組織内では「とりあえず組織の中では女性陣から嫌われることなく、1年を過ごすことができた証です」的な意味が込められた日なのです。

その証拠に、回りには年々、義理チョコでさえ少なくなってきている男性、いるでしょう?

それは義理チョコを単なる義理、として正直に受け止め、心では喜んでいるのに素直に表現しなかった男の末路なのです。 続きを読む 男の態度如何で組織内の円滑度が変わる

猫とツキと干支の性格

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