バレンタインデー短期決戦の根拠

バレンタインデーの戦略として孫子の兵法がいろいろ出てきました。

「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」とか「事前に的確な見通しを立て、敵の無備を攻め、その不意を突く」とか「主導権を握って変幻自在に戦え」などですね。

これらの兵法、戦術を説いた中に短期決戦があります。

なぜ孫子では短期決戦を進めたのかというと、「兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを賭ざるなり」という言葉で表されています。

この意味は「多少、まずい攻め方で短期決戦に出ることはあっても長期戦に持ち込んで成功した例は知らない」という意味です。

長期戦が国力を消耗させることは第二次世界大戦の日本を見ればよく分かることですし、兵を消耗させることはベトナム戦争を見れば明白です。

恋愛もじつは同じ。

恋人未満の期間が長くなるほど、告白のタイミングを逸するばかりか、相手に対する気持ちも凍結していき、やがて風化してしまいます。

逆に恋愛は起爆剤、トリガーさえあれば一気に燃え上がるものです。

これは生体に深く関係しており、恋愛感情が起きると男でも女でも興奮材料となるアドレナリンという物質が分泌されます。

恋愛における不安や喜びが増長されるのはこのアドレナリンのせいですが、アドレナリンは長く分泌しているわけではなく、恋愛感情が始まって3か月程度で一度、沈静化してしまいます。

つまり恋愛はアドレナリン分泌期間が勝負。

では、バレンタインデーに向けて短期決戦に挑みましょう。

関連記事(一部広告含む):