今の日本は玉石混交の状態

日本の風水は冒頭でも紹介したように1990年代後半に流行を迎えましたが、それからわずか20余年しか経ていません。

本場、中国では風水の完成からだけでも600年以上、その源流となる陰陽思想から数えれば4千年の歴史を持ち、基礎は同じでも異なる方法論からさまざまな流派が誕生、その占術は複雑化しており、一朝一夕で覚えられるものではありません。

だからこそ中国や台湾では本格的な風水師が権威を持っているわけですね。

かたや日本、風水を取り巻く状況は豊臣秀吉が陰陽師を放逐した時に似ているといえるでしょう。

伝統的な風水を伝承する者もいなければ、公的な機関もなく、まさしく玉石混交の状態です。

玄関をきれいにする、だとか、トイレをきれいにする、などという風水の安田バイスを聞いている分には(そもそも、そんなことは風水師に言われる以前の礼儀作法という問題である気もしますが)毎朝、バラエティ番組で見る星占いと大差ありませんが、家を建てるのに風水を用いる、などと大掛かりなことに利用するならば、できるだけ信頼性のある風水師に頼むことが大切になってききます。

もっとも、どれだけ著名な風水師に間取りを依頼しても、必ずしも運気が上昇するとは限りません。

結局のところ、運勢は自分で切り開いていかなければ何も始まらないのですから。

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