心の内の欲望の火も、現実に燃える火も、その取りあつかいのやり方は同じである。
われわれ人間は誰でも、火のとりあつかい方を知っている。
かまどを築き、そこに鍋をのせ、食物を煮る。
そして、その火が周囲に拡がるのを防き、火事にならないようにする。
また、ヤケドしないように注意することもできる。 続きを読む 欲望達成のため、一時的に欲を捨てよ
心の内の欲望の火も、現実に燃える火も、その取りあつかいのやり方は同じである。
われわれ人間は誰でも、火のとりあつかい方を知っている。
かまどを築き、そこに鍋をのせ、食物を煮る。
そして、その火が周囲に拡がるのを防き、火事にならないようにする。
また、ヤケドしないように注意することもできる。 続きを読む 欲望達成のため、一時的に欲を捨てよ
運を興すものは、自分の内に燃え上がる欲望の火である。
すべての事が成るためには、この欲望の火こそ、その原点であり、この火なくしては何によらず成功はあり得ない。
故に、心の内に、常に願い求める情熱の火をかき立て続けることが大切である。
ところが、世間の人々、周囲の隣人、友人たちは、善意からであるにしろ、それにとかく水を差すのである。 続きを読む 欲望の火こそ、成功の原点である
「礼儀とは、相手に対し、真に敬意が生じた時に自然にそれが行為となって現れたものである」と信じていたら、それはあなたの運気を阻害している考え方である。
礼儀が人間社会に生じたのには、それぞれの必要性によるさまざまな理由がある。
長幼の序、階級的秩序を立てるため、また、野卑な言動を制し平和友好的な社会を保持するため、といった理由である。 続きを読む 礼儀は身を守る最大の武器である
「おのれの欲せざるところを、人に施すことなかれ」という言葉がある。
だが、その上に、時には「おのれの欲するところを、人に施してはならない」場合も、ままある。
それは、自分の欲していることでも、相手が欲していないことがあるからだ。
ところが、いわゆる好人物といわれるような人は、相手のこの気持が見抜けない。 続きを読む 相手の立場に立って考えよ
俗にいう「口八丁、手八丁」という、弁が立ち、才覚のありそうな人は、意外とセールスマンとしては、大きな業積を上げ得ないことが多い。生命保険の外交員で、年間業績におけるトップの契約高となった杉並区のある主婦は、サラリーマンの奥さんで、ごく地味なタイプ、二児の母親であった。
この主婦がトップの成績を占めたのは、企業や、大組織のかなめ要にある重要人物に接近し、その心を捕え得たからである。
続きを読む 心から関心をもって相手の話を拝聴せよ