「占いの話」カテゴリーアーカイブ

風水の「気」ってなに?

風水で使われる語句には「風水地理五訣」よりも、もっと多く使われるものがあります。

それは「気」。

気の流れこそ風水最大の課題であるだけに、「気」という語句が多くなるのは当然の成り行きでもあります。

しかし、それこそ「気」は不可視要素が強いのですが、我々日本人も「気」という言葉は何気に使っています。 続きを読む 風水の「気」ってなに?

日本語の「気」は変化する?

日本語の「気」そのものには物質的な意味もなければ霊的な意味もありません。

ただし、中国語の「気」に通ずる外国語はたくさんあります。

英語であればAURA(オーラ)で、これはラテン語のaura(アウラ)そのもの、また英語のSpiritやラテン語のSpiritusも「気」の意味を持っており、ギリシャ語のプシュケーやサンスクリット語のプラーナなどもその類です。

これらの意味、日本語に直すとスピリチュアルな要素が強くなるので魂とか霊気などという言葉が用いられ、「気」単独とは意味が異なってきます。 続きを読む 日本語の「気」は変化する?

彼氏と出会えたのは風水のおかげ?

彼氏のいない女性が「なぜ彼氏ができないのか?」と思い、少しばかり風水をかじったところ、会社に通う道順が悪かったという結果を得たので、次の日から道順を変えたところ、素敵な男性が同じ方向に歩いていて、やがて仲良くなり、恋人関係まで発展したとします。

さて、これを風水のおかげと見るでしょうか?それとも単なる偶然と考えるでしょうか?

もちろん、これは個人の見解なので正解はありません。

結果として、彼氏がいなかった彼女に彼氏ができたという話だけです。 続きを読む 彼氏と出会えたのは風水のおかげ?

風水トリビアまとめ

紀元前1000年に端を発する風水は3000年の長き歴史を経て現在も一部では重要な指針を決める方法のひとつとして重宝されています。

巒頭派にしても理気派にしても、事象と予測の因果関係がまったく無意味というわけではなく、そこには東洋的な哲学におけるロジックがきちんと成立しています。

ただ、現代の文化を支える科学や化学がそのロジックを証明できないというだけですね。 続きを読む 風水トリビアまとめ

日本人はABO式血液型の性格判断が大好き!

日本の女性が男性と仲良くなろうとする時、最初に聞くのが血液型。

自分の血液型との相性が良ければ「やっぱり神様は私達を引き合わせてくれたんだわ!」と両手を合わせ、相性が悪ければ「そういえばあの時もこの時も意見が合わなくてなんか気に入らなかった!」と妙に納得、その後は何かにつけて血液型のせいにする場面はけっして珍しくありません。

もちろん恋人同士だけでなく、これ、友人関係でも見られますよね。 続きを読む 日本人はABO式血液型の性格判断が大好き!

これまでもっとも売れた血液型の本は?

これまで、ABO式血液型の書籍は数え切れないほど出版されていますが、もっとも売れたのは「血液型自分の説明書シリーズ」です。

A型、B型、O型、AB型の4冊が同時に発売され、2008年にはオリコン年間本ランキングで4冊すべてがTOP10入り、合計約413万部を売り上げました。

すごいですね。ちなみに2位に入ったのがB型、A型が4位でO型が5位、AB型が7位です。

B型が大雑把とか言われることもあるので血液型なんて信用していないのかと思ったら、意外と人が見ていないところで自分のことを知りたいという細かな神経が働いているのでしょうか? 続きを読む これまでもっとも売れた血液型の本は?

TVのバラエティで血液型をテーマにした番組は?

「血液型自分の説明書シリーズ」が発売されたのは10年前。

もう、この頃は血液型の相性だとか恋占いだとか性格分類が定着していた頃なので、それを体系的にまとめたことやコンビニでも販売していたことが大ヒットにつながりました。

以後、血液型に関する書籍は二匹目のドジョウを狙って次々に出版されています。

中には「宇宙人は存在する!」的な非科学的な極みの書籍もありますが、これはこれでバカバカしいとは思いながらも楽しく読めるはず。 続きを読む TVのバラエティで血液型をテーマにした番組は?

バラエティから血液型番組が姿を消したわけは?

「発掘!あるある大事典」はいかにも科学的根拠があることを背景に生活情報をドラマチックに演出することで人気を集めた番組です。

この番組の影響力の凄さは、取り上げた食材が次の日、スーパーの食品棚からなくなって品不足になったことからも分かりますね。

しかし、その独自に行った科学的根拠の実験が一方的であったことから社会問題になり、番組は急遽、打ち切りとなりました。 続きを読む バラエティから血液型番組が姿を消したわけは?

バラエティ番組がつまらなくなった理由とは?

BPO(放浪論理・番組向上機構)はNHKと民放連によって設置された第三者機関で、視聴者などから問題があると指摘された番組・放送を検証して放送界の自律と放送の質向上を図るという組織。

いわばTV放映されている番組のお目付け役です。

そのBPOがABO式血液型を面白おかしく、時には一方的な科学的根拠で放映するのは好ましくないとお達しを出したことで、年間70本も制作されていたABO式血液型番組が一斉に姿を消しました。 続きを読む バラエティ番組がつまらなくなった理由とは?

血液型でプロジェクトチームを組んだことがある企業は?

「発掘!あるある事典」の失敗は複雑な構造を持つ血液型に対して、ABO式の単純な分類を少ないサンプルで、しかも一方的な実験を行って科学的根拠の裏付けを取ろうとしたことです。

もっと単純に「B型が日本社会の規律を壊す!?」とか「A型がこれ以上増えると軍国主義が復活する!?」とかセンセーショナルなタイトルにして笑いを取る番組にすればよかったのです。

バラエティが気取っちゃうとロクな結果になりませんね。 続きを読む 血液型でプロジェクトチームを組んだことがある企業は?

血液型のユニークな小説を書いたベストセラー作家は?

1990年代から2000年代は「発掘!あるある事典」やその他のTVバラエティを見ても分かるようにABO式血液型による性格分類が過熱していた時期でもあります。

その流れに一石を投じたのが「万能鑑定士Q」や「催眠」などの著作で有名な松岡圭祐氏が2006年に書いた「ブラッドタイプ」。

血液型で悩む3人の主人公の物語で、とくに面白いのが過去、B型男性からひどい仕打ちを受けたため、B型に強い拒否感を持っている女性が骨髄移植の手術を受けることになり、移植によってB型になることを頑なに拒否するという話。 続きを読む 血液型のユニークな小説を書いたベストセラー作家は?

究極の血液型心理検査の種明かしとは?

ABO式血液型をテーマにして「ブラッドタイプ」を執筆した松岡氏、「究極の血液型心理検査」という特設サイトを開いて話題を呼びました。

その検査をしたほとんどの人が当たっている!と絶賛したのですからたいしたものです。

そのシステム、巻末に書かれていたパスワードを入力すると種明かしが分かるようになっていたという点がいかにも 松岡氏らしいところ。

種を明かすと設問や自己申告によるABO式血液型の入力とその検査結果にはまったく関連性がありませんでした。 続きを読む 究極の血液型心理検査の種明かしとは?