秘書、金烏玉兎集を巡って弟子の道摩法師に首を刎ねられたしまった安倍晴明の続きです。
ここで登場するのが安倍晴明の師匠、伯道上人。
はるか唐の地で金烏玉兎集が道摩法師の手に渡り、弟子の安倍晴明が殺害されたことを察知した伯道上人、日本に渡ってくると安倍晴明の骨を拾い集め、術を使って蘇生させます。
安倍晴明ってゾンビだったんですね。
知らなかった…。 続きを読む そして道摩法師も首を刎ねられる
秘書、金烏玉兎集を巡って弟子の道摩法師に首を刎ねられたしまった安倍晴明の続きです。
ここで登場するのが安倍晴明の師匠、伯道上人。
はるか唐の地で金烏玉兎集が道摩法師の手に渡り、弟子の安倍晴明が殺害されたことを察知した伯道上人、日本に渡ってくると安倍晴明の骨を拾い集め、術を使って蘇生させます。
安倍晴明ってゾンビだったんですね。
知らなかった…。 続きを読む そして道摩法師も首を刎ねられる
安倍晴明と道摩法師のライバル対決は「三国相伝宣明暦経註(さんごくそうでんせんみょうれきけいちゅう)」の一節、「晴明朝臣入唐伝(せいめいみそんにっとうでん)」に出てくる逸話です。
道摩法師のイメージを「悪」と植え付けた逸話で、以後、道摩法師は正義の安倍晴明に対して「悪」の対極として扱われるようになりました。
もっとも、晴明朝臣入唐伝の逸話は道摩法師を悪の象徴として描くことが目的ではなく、金烏玉兎集は陰陽道における重要な秘書なので軽い気持ちや怨念で書を開くのは死に値する、という警告とともに金烏玉兎集の秘密性や神秘性を高めることが目的でした。 続きを読む 秘伝の書はアマゾンで買うことが可能
六壬神課(りくじんしんか)は天文と干支術それに時刻を組み合わせた占術で、主に式盤を使用します。
式盤は天盤と呼ばれる円形と地盤と呼ばれる四角形が組み合わせられており、天盤は中央に北斗七星、その周囲に西洋占星術の黄道十二宮に対応する十二神や十二天将などが記載されています。
地盤には十干十二支や四隅の門、それに対応する八卦などが記載されています。
占う時刻に合わせて天盤を回し、地盤と組み合わせるのですが、その手順はとても複雑です。 続きを読む 式盤占いの根本は陰陽五行思想
年賀状に描く干支。
春の到来を告げる立春。
うなぎを食べたくなる土用の丑の日。
ちょっと難しいけれど丙午の女性とは結婚するな、という謂れ。
日本の日常生活の中には、西暦にない時間の読み方が存在しており、それらにはすべて独自の意味を持っています。 続きを読む 日常生活で何気に使っている陰陽五行思想
円の中に白と黒の2つのまが玉が向き合い、白には黒の円形があり、黒には白の円形がある図、太極図を見たことがある人は多いでしょう。
とくにブルース・リーの「燃えよドラゴン」ファンなら間違いなく見ているはず。
これ、陰陽思想を表す太極図です。
陰陽思想は中国でもっとも古い占術や哲学思想で、その発端は中国神話に登場する帝王、伏犠(ふっき)が作り出したと言われています。 続きを読む シンプルイズベストを具現化した陰陽思想
陰陽思想の二元的な考え方、ちょっと例を紹介しましょう。
陰陽思想では男性が陽、女性が陰になります。なぜそうなるのか、後述します。
世の中、男性だけでも女性だけでも子孫を残すことができません。
つまり陰と陽が組み合わさって初めて人類の存続が可能になるわけですね。
陰陽思想の二元説を天候に当てはめると、光が陽となり、闇が陰となります。 続きを読む 現代における陰陽思想の応用
陰陽思想は二元化された万物の事象における調和です。
西洋思想には世界を善一元化させるために善の対比として悪の存在を上げる善悪二元論を唱える例もありますが、陰陽思想は善悪も調和のひとつと考えており、西洋の全握二元論とは根本的に異なっています。
ちなみに陰陽思想、ダイエットにも取り入れることができます。
ダイエットを始める女性が必ず最初にすることは生野菜だけで炭水化物や肉類を取らないこと。
ダイエットで食べる生野菜は陰の塊です。 続きを読む ダイエットに効果的な陰陽の組み合わせ
陰陽思想を健康的な日本人の食生活のために取り入れたのが食養療法、いわゆるマクロビオティックです。
マクロとビオテックの合成語で、健康による長寿といった意味があり、これが使われたのは意外に古く18世紀にドイツの医師、クリストフ・ヴィルヘルム・フーフェラントが最初の考案者と言われています。
日本では明治時代の医師、石塚左玄が最初に玄米を中心とした食事の調和による健康法を提唱、陸軍兵士の病気を食事療法によって治したことから食養が広まり、その後、桜沢如一が陰陽思想を食養に取り入れたことにより、日本発のマクロビオティックが完成しました。 続きを読む 食養に陰陽を取り入れたのがマクロビオティック
陰陽思想は森羅万象を二元化し、万物の生成消滅の変化は陰陽によって起こるという考え方です。
したがって万物は陰と陽、どちらか一方で成立しているのではなく、必ず両方が存在し、その量や変化が生成消滅につながっているわけですね。
その量や変化は5パターンあります。
○陰陽互根:陰があれば陽、陽があれば陰があるというバランスが取れた状態。
○陰陽制約:陰陽互いがバランスを取ろうという作用。陰がなくなれば陽もなくなり、陽がなくなれば陰もなくなる状態。別名は提携律。 続きを読む 陰陽の組みわせ5パターンの内容
陰陽思想は森羅万象の生成消滅に関する考え方ですが、これを占術に使ったのが八卦。
八卦は爻(こう)と呼ばれる「ー」と「- -」という2つの記号で構成されており、これを上下3本組み合わせたものが三爻、すべてを組み合わせると8種類になることから八卦と呼ばれています。
八卦占いを見ていると、箸のような棒には2つの記号、長い横棒の陽爻、短くて間のある横棒の陰爻が描かれています。
これをジャラジャラとかき混ぜて、出てきた棒の記号の組み合わせで事象を予測するわけですね。 続きを読む 現代の最先端に通ずる八卦の組み合わせ
陰陽思想の始まりは、混沌の中から光が生まれ、天が形成されて陽となり、暗闇が降りて大地を形成、陰となりました。
この二元化で森羅万象の形成消滅と循環を考えるのが陰陽思想の基本。
しかし世の中、光と闇、天と地だけでなく他のものでも形成消滅と循環が起きると考えたのが五行思想。
天と地以外の基本的要素、エレメントは木、火、土、金、水の5つ。 続きを読む 戦国時代の陰陽家によって生まれた五行思想
五行思想は陰陽思想の成立が前提となっており、二元的要素をさらに細分化した考え方です。
最初に混沌から天と地、陰陽が対極化した後の世界観ですね。
その順序は以下のようになります。
1.混沌から天と地の陰陽が誕生した後、陰の中でとくに冷たい部分が北に移動して水行が生じた。
2.次いで陽の中でとくに熱い部分が南に移動して火行が生じた。 続きを読む 混沌から生まれた天と地の次に五行が発生