ABO式血液型性格分類から発展させた「リード=おもり役」とは?

1970年代にABO式血液型性格分類の基礎を築いた能見正比古氏の続きです。

能見氏が独自に集めたデータは膨大な量で、しかも他分野に渡っています。

相撲やプロ野球、陸上競技などのスポーツ選手に始まり、政治家や芸能人、講演に集まった人や読者アンケートから血液型を調べ、その行動パターンや思考パターンを統計的にまとめた結果が前述したABO式血液型の特性例です。

能見氏がABO式血液型で発表したのは性格分類だけでなく、それを元にした「リード=おもり役」もあります。

O型はB型をおだて、B型はAB型の行動を面白がり、AB型はA型の気持ちを理解でき、A型はO型に配慮するというループを作成しました。

現在のABO式血液型の相性診断ですね。

おもり役といっても一方的な保護ではなく、気持ちが分かるということはリードされる面もあることから強弱や上下関係ではない、と言っている辺りにABO式血液型性格分類をあくまでマジメに、統計学的に捉えようとしていることが伺われます。

能見氏のABO式血液型性格分類に関する著書は前述した以外にも多く出版されているので、とくにABO式血液型信者は一読することをおすすめします。

関連記事(一部広告含む):