1990年代から2000年代は「発掘!あるある事典」やその他のTVバラエティを見ても分かるようにABO式血液型による性格分類が過熱していた時期でもあります。
その流れに一石を投じたのが「万能鑑定士Q」や「催眠」などの著作で有名な松岡圭祐氏が2006年に書いた「ブラッドタイプ」。
血液型で悩む3人の主人公の物語で、とくに面白いのが過去、B型男性からひどい仕打ちを受けたため、B型に強い拒否感を持っている女性が骨髄移植の手術を受けることになり、移植によってB型になることを頑なに拒否するという話。 続きを読む 血液型のユニークな小説を書いたベストセラー作家は?