開運印鑑、歴史的に見ても近年になって突然、現れた商法です。
印相、とは本来、ヒンドゥー教や仏教の用語で、両手の形によっていろいろな意味を表現する言葉。
仏像が片手を上げて手の平を見せ、もう一方の手を膝の上に乗せて手の平を見せる、あのポーズのことです。
したがって本来の印相と開運印鑑が用いる印相学はまったくの無関係で、開運印鑑の印相は手相、顔相といった占いの用語から発生した同じ類の言葉です。
つまり開運印鑑とは占いの一種ですね。
パワーストーンがそうであるように、根底にあるのは明らかにニューエイジ思想への需要。 続きを読む 開運印鑑は占いの一種