ケルトを発祥とするホースシュー(馬蹄)

ヨーロッパからのラッキーアイテムをもうひとつ。

日本ではあまり馴染みがありませんが、馬蹄の蹄鉄は意外とポピュラーなラッキーアイテムなのです。

馬蹄の蹄鉄、ホースシューは馬の蹄(ひずめ)を傷めないよう、蹄に合わせたU字型の鉄製で、蹄に鋲で固定される装具のことですが、これがラッキーアイテムになったのは古く、その発祥は諸説あります。

そのひとつはケルト神話にあり、ケルト人がケルトに住んでいたダーナ神族を鉄器と騎馬で打ち負かしたことから邪鬼などの異界の住人は鉄を嫌う、という伝承から馬の蹄鉄が魔除けとなり、その後、魔除けの意味が薄れて馬の持つ強い力が幸運を引き寄せる、というラッキーアイテムに変わった説。

もうひとつもケルト地方からですね。

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後にカンタベリー大司教となった鍛冶屋の聖ドゥンスタン(909~988年)を起源とする説です。

ある時、ドゥンスタンの元に悪魔が馬の蹄鉄の修理に訪れます。

ドゥンスタンはその時、悪魔の足に蹄鉄を打ち付け、痛がる悪魔にひとつの提案を行いました。

それは扉に蹄鉄がある時はけっして中に入らないという約束。

悪魔はそれを承知したのでドゥンスタンは悪魔の足から蹄鉄を取り除いたという話から、これも最初は蹄鉄を扉にかけると魔除けになるラッキーアイテムでした。

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