剣を抜く時はアーサー若干15歳

アーサー王物語、最初にご紹介するのはご存じ、剣を抜くシーンから。

アーサーはペンドラゴン王が横恋慕して略奪愛となったイグレーヌとの息子。

この辺りは「ブリタニア列王史」と変わりありませんね。

違ってくるのは、ペンドラゴン王が魔法使いマーリンの手によってイグレーヌの夫であるゴルロイス公に化けて密通するところから。

マーリンはペンドラゴン王がゴルロイス公に化けたいという願いを聞く代わりにある要求を突きつけます。

それは産まれてきた不義の子を自分の手で育てる、というもの。

この約束からアーサーは魔法使いマーリンによって育てられ、騎士としての素養を身につけていきますが、当然、王の息子であるということは知らされません。

父、ペンドラゴンはサクソン人との戦いで戦死、イグレーヌとの間に男の子がいなかったために王位は空白となります。

そこでブリタニアの大司教は王の資格を得る者は神の印を持つように忠言、カンタベリー大聖堂前に、剣が刺さった鉄床を持つ石を置き、そこに「この剣を引き抜く者だけが真の王位継承者である」と記しました。

この時、アーサーは若干15歳。

魔法使いマーリンから小領主エクター卿に預けられたアーサーは義兄であるケイが参加する槍試合に同行してカンタベリー大聖堂の前を通ります。

もちろん、アーサーはそんな剣などに興味も示しませんでしたが…。

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