高齢者の無気力にはドーパミン不足による動機付けの欠乏が指摘されていますが、ドーパミン分泌が完全になくなるともっと深刻な病気、パーキンソン病になります。
この病気はまだ世界で発症の原因も分からず効果的な治療が見つかっていないことから日本では難病に指定されており、身体的には手足、顔、上肢全体といった部位に震えが見られ、表情が乏しくなって動作が緩慢になります。
精神的には感情が乏しくなり、快感喪失や不安、幻視、認知障害を併用します。
中年以降、高齢になるにしたがって発症する病気ですが、進行が緩やかなため自覚症状の少ないことが特徴のひとつ。 続きを読む 行動への動機付けが気迫になる病気