縁結び神社!稲葉の白兎に続く物語

縁結び日本最大のパワースポットである出雲大社に祀られている大国主がなぜ縁結びの神と言われているのかというと、一応、公式には大国主が天照大神(アマテラスオオカミ)に国譲りをした際、「幽れたる神事を治めましょう」と言ったことが由来とされています。

幽(かく)れたる神事、とは目に見えない「縁」を結ぶこと、と出雲大社のホームページには書かれていますが、言われるままにお参りしても建前的には納得しても、なんだか今イチ、ピンと来ません。

それより、その後の大国主の人生(神生、ですね)を見た方が恋愛成就に勇気と知恵を与えてくれるに違いありません。

「稲葉の白兎」の後、なかなか凄まじいものがあるんです。

八十神たちを振って大国主である若き大穴牟遅神の押しかけ女房になった八神上売ですが、嫉妬に狂ったのは八十神。 続きを読む 縁結び神社!稲葉の白兎に続く物語

縁結び神社!ヤガミヒメは誰のお嫁さんになったか?

「稲葉の白兎」の続きです。

縁結びと関係ないじゃないか!と怒る人、そんなに焦るから恋愛成就が程遠いと思ってくださいね。

ちゃんと恋愛成就の話に関係しているところがこの話の面白いところなんですから。

さて、毛をむしられたウサギのところまでは皆さんのご存じの通り。

八十神、物語に欠かせぬなかなかの悪役っぷりを見せています。

その痛み苦しむウサギを見て、大穴牟遅神は適切な処置を教え、ウサギはその教えを守って回復します。

ここまでが童話ですね。 続きを読む 縁結び神社!ヤガミヒメは誰のお嫁さんになったか?

縁結び神社!ウサギを助けた大国主

出雲大社に祀られているのは大国主という神様。

大国主、というと分からない人が多いでしょうけれど、「稲葉の白兎」に出てきて、ワニに皮を裂かれたウサギを助けた神様、といえばほとんどの人がピンとくるでしょう。

じつはこの「稲葉の白兎」、子供の頃の教科書に載っていたエピソードはショートストーリーだけを抜粋したもので、本編はもっと長いのです。

先代旧事本記という日本神話に書かれた一節「大国主の国づくり」に出てくる物語で、大国主がまだ大穴牟遅神(オオムナヂノカミ)と名乗っていた頃の話。

大穴牟遅神には八十の神の兄弟(ヤソガミ)がいて、それぞれ因幡の八神上売(ヤガミヒメ)に求婚したいがため、国を大穴牟遅神に譲ってしまいます。 続きを読む 縁結び神社!ウサギを助けた大国主

神無月は出雲で神様が縁結び相談

日本最大の縁結び神社といえばご存じ、出雲大社ですね。

日本の旧暦で10月は神無月といいますが、これは日本中の神様が出雲大社に集まり、日本各地に神様がいなくなるという民族伝承が語源と言われています。

それほど日本の神社の中心にあるのが出雲大社ですね。

ちなみに日本中の神様がなぜ出雲大社に集まるのかというと、これは縁結びの相談のため、とか。

日本中の神社で縁結びの頼み事を受けた神様が一同に集まり、頼み事の審議を行っていたとしたら神様も意外と縦社会なんだな、なんて思う人もいるでしょうけれど、そんな伝承が残るくらい出雲大社の縁結びパワーは強大だと考えるようにしましょうね。 続きを読む 神無月は出雲で神様が縁結び相談

北欧神話!ロキとオーディンはコインの裏表

すべて終わったと思われた世界から1本の木が再生します。

この木は9つの世界を支えていた世界樹、宇宙樹であるユグドラシルと言われており、続いて最高神オーディンの息子、ロキの奸計によって死んだパルドル、それからパルドルに矢を射ったヘズが蘇ります。

2人の神様はアースガルドにあったイザヴェルという土地に住んで世界を再生、さらに天に存在し、業火も届かないギムレーという場所に隠れていた2人の人間、リーヴとリーヴスラシルが地に舞い降り、ラグナロク後の人間社会の礎になった、という話。

これが北欧神話のおおまかな粗筋です。

じつは横糸が何本もあって、それらのエピソードも粗筋同様、じつに人間臭い話で面白いので、興味を持たれた方はぜひ、ご自身で北欧神話を紐解いてください。 続きを読む 北欧神話!ロキとオーディンはコインの裏表

猫とツキと干支の性格

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