何をやっていいかわからない時、おカネをためようと思え

「短期目標にしろ、長期目標にしろ、私には何をやっていいのか、そのイメージがさっぱり湧かないのです」と悲しそうに、私にいった人がいる。それについて私はこうアドバイスする。

「どんなことをするにも、殆んどの場合、おカネがいるものです。だから、やりたいことのイメージが湧いてくる前に、その資金をためたらいかがですか?とりあえず、百万円とか目標額を定めて。

そのおカネをためるためには、収入を増すことと節約することについての工夫と努力がいります。すると、工夫はアイデアを生み、そのアイデアでイメージも湧いてくるものです」 続きを読む 何をやっていいかわからない時、おカネをためようと思え

眼前にある小事に欲望の火をかきたてよ

自分がどんなことを望んでいるのか解らず、しかも人生において何らかの成功をしたいと、漠然と思っている人がいる。これぐらいバカげた考えはない。自分で、自分の望みが何たるかを知らないのでは、その望みをどうやって達成すべきか、その方策の立てようがないではないか?

だが、実際のところ、多くの成功者は、初めから遠大な計画を立て、それに向って突き進み続け、遂にその地点に到達したという訳ではないのである。勿論、漠然とした夢のような願い、イメージを持っていた人は多い。 続きを読む 眼前にある小事に欲望の火をかきたてよ

肩書をひけらかすな

肩書きをひけらかす、という行為は、ツキを自分から追いやる行為である。これはなぜかというと、他人の自己重要感を押し下げようという行為だからである。必要もないのに、自分の所属する有名会社の名前や、地位について、すぐ喋るのは、相手に対し、自己の優越性を暗に誇示しようとする態度となる。

この行為を受けた人々は当然、かすかながら不快感を覚える。そして、このような肩書きをとかくひけらかす人は、陰に陽に自己優越の印象を相手に与えて行こうとするので、その不快感はだんだんと増大して行くのである。 続きを読む 肩書をひけらかすな

声の表情はツキと大いに関係がある

声とツキは多いに関係がある。声から受ける印象に、人は意外に敏感なものである。ただし、敏感ではあるが、普通それと意識されないで、その印象が伝えられることが多い。すなわち、その人にとっての好ましい声とそうでない声は、無意識的に選択されるのである。

そして、それは目から受ける印象その他と総合されて、その人の印象は形成される。だから、声の与える印象の力というものは顔の表情が与えるそれと比べて、優るとも劣らないほど強いものがあるのだ。 続きを読む 声の表情はツキと大いに関係がある

専横はつつしむべきだ

「専横」とはどういうことであろうか?これは「もっぱら横において通ずる」という意味である。いいかえれば、縦に通ずることを故意に怠り、上部に計ることなく、自分の判断で横にのみ動くということである。

このようなタイプの人間は、組織の中に入れば、殆んどの場合失脚する。殆んどといったのは、天才的有能者ならば、そこから生ずる利益性のために、上部は我慢して目をつぶる場合もある、という意味である。しかし、多くの場合、このような天才はそういるものではない。そこで凡人は、自分自身の力を過信して、結果失脚してしまう。 続きを読む 専横はつつしむべきだ

猫とツキと干支の性格

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