他人の批判を恐れるな

世の多くの人は、失敗を恐れるあまりに、志しを捨ててしまう。そして、望みは達或されないために、真の失敗者になってしまうのだ。だが、これもよく考えてみると、これらの人は、失敗そのものを恐れたというより「その失敗に対する世人の批判を恐れた」という場合が圧倒的に多いものである。

大多数の人間は、世間の批判を恐れるあまり、親類や友人、マスコミの意見などに影響され、結局は自分の望んだ人生を送れなくなってしまうものだ。

これは「期待される社会的人間像」をその人が演じようとした結果である。周囲の人々の期待のためにだけ、自分の人生を使おうとするのは、バカげた行為であるといって差しつかえない。

自らを大切にし、自らを偉大な存在と讃えるならば、どうして他人の思惑のためにだけ自分の人生を費やすことができようか。しかしながら、これは愛する者、自分の庇護を必要とする者たちを振り捨て、かえりみるな、という意味ではないとも知っておかなくてはならない。

人間には、成功への目標へ相対した時、それぞれの人には、それぞれの異なった位置のスタートラインがある。これは宿命的なものだ。ある人は金もあり、上流階級の人々にコネもあり、また自由の身であることもあるが、他のある人にはそのいずれにも欠ける場合もある。

しかし、総じて人間には、それぞれの人にはそれぞれの異なったハンデがあるものだ。そして、そのハンデの中で、人間は周囲とうまく適応しつつ、成功へのスタートを計らねばならないのである。

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