失敗を恐れると成功にたどりつけない

実に平凡な格言だが「失敗は成功のもと」という言葉がある。この言葉だけでは平凡だが、しかしその真実の意味を理解している人は少ない。その真実の意味とは「失敗を恐れるな」ということなのである。また「失敗を避けようと思うな」という意味にさえ、時と場合によってはなる筈だ。

なぜなら、「どのような失敗にも、必ずそれ以上の価値を生み出す種子がひそんでいる」からである。またこの世には「体験という月謝」を支払うことなくしては得られない教えというものがある。人はそれを「経験」と呼ぶ。失敗を恐れてばかりいる人は、決断のできない人である。

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決断を迅速果断に行なえない人は成功者たり得ないことについては、この書の法則、第十五話ですでに述べた。嵐を恐れず海に乗り出し、生命を賭けて成功を獲得しようとする勇者のみが、その報酬を手にするのである。障害はその時点において挫折しないかぎり、それは一時的な敗北にしか過ぎず、失敗であるとはいいがたい。

失敗とは要するに望んでいたものが、最終的に手に入らなかったことである。だから、小さな障害また大きな障害が次々と自分の前に立ちはだかろうとも、一つずつそれを乗り越えて行けば、それは済むことである。

そして、ことを興せば、この障害は必ず生じてくるものなのだ。少しの障害、解決しなければならない問題が生じてくることなく、やすやすと成功を得られるというケースはこの世の中には殆んどないのである。だから、諸君、よろしく、君の舟を恐れることなく、大海にこぎいだせ!

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