失敗者を援助してはならない

「破産」「失脚」「落選」「失恋」などから始まって、精神病院や、刑務所まで入った人まで含めて、自分の欲することを得ることに失敗した人々には、およそ、その失敗するための特質あるいは欠点という要素をそなえているものである。

特に、前記の失敗例のどれかを何回もくり返している人間は、まず間違いなく、失敗するための心構えというものをもっているものだ。例えば、私の知人に、常に人との約束の時間に遅れる人がいる。彼の考えはこうなのである。

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「たとえ、遅れ遅れでも、仕事は片づいて行くからいいじゃないか」これは何という自己中心的な考え方であろう!彼は待つ人のイライラする、その不快感を自分が与えていることに少しも考慮していないのだ。結果として、彼から人心は去り、彼の周囲にいるのは、同じような失敗者ばかりである。そして彼は、借金の山にあえいでいるのだ。

この衰運のもとは、彼の心下にある失敗要素であり、これを取り去らないかぎり、彼にとっての成功のチャンスはないであろう。このような失敗者に頼られても、彼らに救いの手を伸べてはならない。たとえば気の毒さのあまり、金を与えたとしても、仕事のチャンスを与えてはならない。

また、たとえ仕事のチャンスを与えたとしても、自分の成功のための協力者には決してさせてはならない。失敗者は、その失敗要素を心から無くさないかぎり、再び失敗をかさねる。そして、失敗した時、自分を助けたあなたの手を噛むのである。すなわち、横領したり、他人にあなたの悪口をいいふらす。これは、あなたの成功へのツキを大きくそこなうものである。

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