暦が十干十二支から組み立てられていることはお分かりになったと思いますが、さて、この十干十二支、どこから生まれたのでしょうか?
最初に生まれたのが十干。
現時点で実在が確認されている中国最古の王朝、殷の時代には干支が使われていた形跡が残されていますが、十干は中国神話に登場する君主、堯(ぎょう)まで遡る必要があります。
堯、その後の殷では10個の太陽が毎日交代で上っていたと考えられており、その10個にそれぞれ付けられた名前が十干の始まりと言われています。
つまり10個の太陽が一巡りすることを旬と呼んだわけですね。 続きを読む 10個の太陽が十干の始まり