干支の動物占いはバーナム効果

2014年、今年の干支は午です。

年賀状をメールではなく、きちんと書かれた人はきっと午が馬であることはお分かりでしょう。

干支のうちのひとつの動物、馬は干支の順序から言うとヘビ(巳)とヒツジ(未)の間、7番目に当たります。

この午年生まれの人、派手で賑やかなことを好み、社交的で積極的ですが反面、短気な部分もあって根気がなく、時には周りの空気を読めずに不愉快にさせることがある・・・なんてことを干支占いで言われていることと思います。

うん、当たってる、と思うか、そんなこと言ったら学校の同級生は全部、同じ性格になるだろ、と一笑に付すかは人それぞれですが、これ、どちらも正解であり、不正解でもあります。

占いをかなりの確率で信じる人に取って、占いの種類はなんでもよく、干支でも星座でも血液型でも、それらを組み合わせることによって、自分だけのオリジナル運勢を作り出せるワケですね。

これをバーナム効果と言います。

誰にでも該当する曖昧な記述を自分だけに当てはまるものだと考えてしまう心理学用語で、毎朝のTVで見る星占いだとか、雑誌の最後に掲載されている本日の血液型占いだとか、そういったものはすべてこのバーナム効果を利用しているものです。

したがって干支占いも動物キャラクター占いとたいして変わりはないということになりますね。

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