フロイトが説く無意識

SUBCONSCIOUS、日本では一般的に潜在意識と言われる精神分析学の無意識はオーストリア人の精神科医、ジークムント・フロイトによって定義されました。

時代は19世紀中頃。

フロイトの残した業績について書いていたら枚挙に暇がありませんが、心的外傷やPTSDなどの概念的病巣はSUBCONSCIOUS(無意識)に封印した内容を回想して言語化することで症状は消失する、という現代の精神医学でも用いられる療法を考えだした業績を見れば、フロイトの功績が図り知れるというものでしょう。

フロイトの根底には生物学や唯物論といった科学的、医学的な考え方があり、脳神経の働きと心の動きの連動がすべて解明されれば人間の無意識の存在だけでなく、両方の働きがすべて実証できると信じていました。 続きを読む フロイトが説く無意識

人生は描いた通りになると語る自己啓発書

ジョセフ・マーフィー氏の著書『『THE POWER OF YOUR SUBCONSCIOUS MIND』を訳すると、『貴方の持つ潜在的な精神の力』となるでしょうか。

ただし、これは直訳です。

SUBCONSCIOUSは確かに日本の辞書では潜在意識の、という意味も書かれていますし、元々は潜在的な、という意味の形容詞ですね。

でもSUBCONSCIOUSは精神分析学の見地では無意識という意味を持ちます。

ジョセフ・マーフィー氏は著書で、「人生には偉大な法則があり、あなたの人生はあなたの思い描いた通りになるという、人生の黄金率があります」という至上の法則を説いており、これがマーフィー氏の著書をベストセラーにさせた原動力にもなっています。 続きを読む 人生は描いた通りになると語る自己啓発書

自己啓発書の可能性

コーヴィー氏の『7つの習慣 個人、家庭、会社、人生のすべて-成功には原則があった-』はとても卓越した内容の本です。

なぜか日本では『-成功には原則があった-』という副題が勝手につけられ、いかにも成功への近道の指南書と勘違いされる向きもありますが、内容は至極まっとうなことが実直に書かれています。

まるで子供の頃、母親や祖父、祖母から諭されるように。

もっとも、この『7つの習慣~』を実践した時に得られるのは人生の幸福感であり、それを『成功』と思えればいいのですが、巨万の富を得られることこそ『成功』と考えているようであれば、また別の自己啓発書を求めることになるでしょう。 続きを読む 自己啓発書の可能性

自己啓発書が次々と発行される謎

ブレイクスルー。

日本語に訳すと障壁を突破して前進する、という意味ですが、何も本当の壁を壊して前へ進むのではなく、困難な状況において何らかの方法を使い、困難を打破するという事象に対して使われる言葉ですね。

『成功』と対になっているキーワードでもありますが、このブレイクスルーを行うために、なぜか自己啓発書をブレイクスルーの手段として選ぶ人がいます。

この自己啓発書、マスコミの広告戦略もあってとにかく売れます。

もっとも有名なスティーブン・リチャーズ・コーヴィー氏の『7つの習慣 個人、家庭、会社、人生のすべて-成功には原則があった-』は世界で1,500万部売れたそうです。 続きを読む 自己啓発書が次々と発行される謎

潜在意識の活用方法!壁の向こう側

このタイトルに惹かれて読もうと思った人は、おそらく『成功』というキーワードに対して執着心のある人でしょう。

もちろん、誰にでも成功したい、という気持ちはあります。

ただし、成功を知っている人と成功を知らない、あるいは成功を成功と認識できない人がいます。

貴方はどちらですか?

もし、成功を知っている人が、さらに成功を望んでいるのならここを読む必要はありません。 続きを読む 潜在意識の活用方法!壁の向こう側

猫とツキと干支の性格

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