自己啓発書が次々と発行される謎

ブレイクスルー。

日本語に訳すと障壁を突破して前進する、という意味ですが、何も本当の壁を壊して前へ進むのではなく、困難な状況において何らかの方法を使い、困難を打破するという事象に対して使われる言葉ですね。

『成功』と対になっているキーワードでもありますが、このブレイクスルーを行うために、なぜか自己啓発書をブレイクスルーの手段として選ぶ人がいます。

この自己啓発書、マスコミの広告戦略もあってとにかく売れます。

もっとも有名なスティーブン・リチャーズ・コーヴィー氏の『7つの習慣 個人、家庭、会社、人生のすべて-成功には原則があった-』は世界で1,500万部売れたそうです。

この自己啓発書を読んだ、おそらく1,000万人以上は成功したのでしょうか?

もちろん成功した人もいるでしょう。

しかし、成功した人はコーヴィー氏の本を神棚に飾って毎日、拝んでいることはあってもわざわざここを読んではいないはずです。

他の自己啓発書も同じですね。

読んだけれど成功せず、成功を求めているからこそ、ここを読んでいる、違いますか?

言ってみれば『成功』に対する執着心の強い人ほど、著者と出版社、そして本屋の『いいお客様』なのです。

だって、『成功の秘訣は誰でも持っている!』なんてキャッチコピーを書いてマスコミで大々的に宣伝すれば、必ず何冊でも買ってくれるのですから。

むしろ、1冊の本で『成功』されちゃ、著者はともかく出版社も本屋さんも困っちゃうのです、現実は。

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