今のうちだから開運グッズを楽しむ

世の中、文明が発達しているようで、じつは分からないことだらけです。

つい20~30年前までは、宇宙は急激に縮小しているといっていたのにハッブル望遠鏡の登場によって、宇宙は急速に拡大しているという真逆が定説となりました。

ガリレオが「それでも地球は回っている」と言った時代からは確実に進化しているようで、その歩みは遅く、私達の回りには未解明なことが山積されています。

分からないことが多すぎる不確実な人生だから、未解明でも、もしかしたら効力があるかもしれない開運グッズなるものが巷に流行するのでしょう。

もっとも、幸運や不運まで解明され、愛だの恋だの精神世界や人体の謎までが分かってしまったら、人は生まれた瞬間から死ぬまでの過程が分かり、さぞ味気ない人生になることでしょう。 続きを読む 今のうちだから開運グッズを楽しむ

白蛇は日本最強のラッキーアイテム

日本の伝統的な開運グッズといえば蛇の抜け殻。

これを財布の中に入れておけば金運上昇間違いなしと言われていますね。

金運アップの財布屋さん

蛇は脱皮を繰り返して成長していくことから再生や無限といったイメージがあり、それが転化して繁栄の象徴となり、金運上昇も含まれたようです。

蛇は世界中に生息しており、なかには危険な種類も多くいるのですが、どの国でも蛇は神の使いとして崇められています。

日本では古来、光を照り返す鱗、閉じることがない目が鏡を連想させることから太陽信仰の原始的な対象となっていたし、また蛇神として各地で祀っている神社があります。 続きを読む 白蛇は日本最強のラッキーアイテム

ホースシュー(馬蹄)の飾り方

ヨーロッパではポピュラーなラッキーアイテムのホースシュー(馬蹄)ですが、地方によって飾り方の方法が違っているようです。

基本となるのはU字型の両端を上に向ける方法で、この開いている部分から幸運が舞い込み、たくさん貯まるというもの。

この開いている部分が下を向くと幸運が溢れるそうですが、逆に開いている部分を下に向ける地方もあり、さらに上を向ければ幸運を招き、下を向ければ魔除けになる、という万能ラッキーアイテムの地方もあります。

また幸運が訪れるのは扉にかけた人ではなく、そのホースシューの持ち主であり、したがってホースシューを借りたり盗んだりしても本人にはまったく効果が表れない、というところがあれば子供が病気にならないように、と子供の枕元に置く風習まであり、ホースシューが多彩な運に対して効力を持っていることが伺われます。 続きを読む ホースシュー(馬蹄)の飾り方

ケルトを発祥とするホースシュー(馬蹄)

ヨーロッパからのラッキーアイテムをもうひとつ。

日本ではあまり馴染みがありませんが、馬蹄の蹄鉄は意外とポピュラーなラッキーアイテムなのです。

馬蹄の蹄鉄、ホースシューは馬の蹄(ひずめ)を傷めないよう、蹄に合わせたU字型の鉄製で、蹄に鋲で固定される装具のことですが、これがラッキーアイテムになったのは古く、その発祥は諸説あります。

そのひとつはケルト神話にあり、ケルト人がケルトに住んでいたダーナ神族を鉄器と騎馬で打ち負かしたことから邪鬼などの異界の住人は鉄を嫌う、という伝承から馬の蹄鉄が魔除けとなり、その後、魔除けの意味が薄れて馬の持つ強い力が幸運を引き寄せる、というラッキーアイテムに変わった説。

もうひとつもケルト地方からですね。 続きを読む ケルトを発祥とするホースシュー(馬蹄)

ブタは金運の象徴

日本でもお馴染みのブタ型貯金箱。

ところで、なぜブタ型であるか知っていますか?

この起源、じつはヨーロッパにあります。

起源のひとつは18世紀のイギリスで、陶芸職人のところへ依頼に来た客がpygg(ピッグ:陶器)で貯金箱を作ってくれ、といったところ、陶芸職人はPig(ピッグ:ブタ)と勘違いしてしまい、そのまま製造したところ、そのブタの貯金箱が可愛かったのでそのまま使ったのが広まった、という説。

これに似た話では余ったコインを赤い陶器(pygg)の壷に入れ、これをピギー銀行(pyggy bank)と呼んでいましたが、ピギーがブタを連想させることからブタの貯金箱ができたという説。 続きを読む ブタは金運の象徴

猫とツキと干支の性格

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