縁結び神社!縁結びの石と赤い糸

夫婦神を祀っていることから縁結びの神社として知られる川越氷川神社へ話を戻しましょう。

この神社で有名なのが「境内の玉砂利を家に持ち帰り、大切にすると良縁に恵まれる」という言い伝え。

だからといって来訪者が勝手に玉砂利を持ち帰ったら境内はすぐにむき出しの土になってしまいます。

良縁に恵まれる、なんて聞くと一個だけじゃなくて大量に持ち帰ろうとする不届きな輩が必ずいますし。

そこで川越氷川神社、「縁結び玉」の授与を行っています。

これは本殿前の白い玉砂利を巫女さんが麻の網に包み、神主さんがお祓いしたもので、生涯の伴侶と出会えた時、二人揃って神社に出向いて「縁結び玉」を戻せば伴侶と永く固く結ばれるように、と祈願した「結い紐のもと」が渡されます。 続きを読む 縁結び神社!縁結びの石と赤い糸

縁結び神社!ヤマタノオロチを退治して嫁をもらおう!

縁結びの神社、川越氷川神社に祀られているのは夫婦神で知られる脚摩乳命と手摩乳命、それからその娘、奇稲田姫命と素盞鳴尊、さらに二人の娘の須勢理毘売と結婚した大己貴命、つまり大国主ですが、主役はなんといっても素盞鳴尊。

奇稲田姫命がヤマタノオロチへ生贄にされる寸前、暴れん坊神様の素盞鳴尊が一目惚れするところまで書きました。

その続編です。

素盞鳴尊は脚摩乳命と手摩乳命にヤマタノオロチ退治をする代わりに奇稲田姫命と結婚できるように頼み込むと両親はヤマタノオロチに食われるくらいなら、と喜んでその申し出を受けます。

喜んだ素盞鳴尊は奇稲田姫命を櫛に変えて自分の髪に挿し、奇稲田姫命に化けてヤマタノオロチを退治、その後に奇稲田姫命を元の姿に戻して妻にします。 続きを読む 縁結び神社!ヤマタノオロチを退治して嫁をもらおう!

縁結び神社!夫婦神を祀る川越氷川神社

埼玉県川越市にある川越氷川神社も縁結びを全面に押し出している神社ですが、気多大社に比べると、かなり神社寄りのしっとりとした雰囲気に包まれています(気多大社も神社的行事はしっかりこなしていますけれど、やはりやることが派手ですよね)。

川越氷川神社に祀られている神様は大己貴命(オオムラノミコト:大国主のことですね)だけでなく、その義理父にあたる素盞鳴尊(スサノオノミコト:こういう漢字も当てられています)、妻の奇稲田姫命(クシイナダノミコト)、奇稲田姫命の両親である脚摩乳命(アシナヅチノミコト)と手摩乳命(テナヅチノミコト)の五柱で、大国主以外はすべて夫婦神となっていることから縁結びの神社として知られるようになりました。

つまり、ここでは大国主は主役ではなく脇役。

奇稲田姫命と聞いても分かる人は少ないでしょうけれど、ヤマタノオロチの生贄となった最後の娘、と聞けば「あー、なるほど」と思うでしょう。 続きを読む 縁結び神社!夫婦神を祀る川越氷川神社

縁結び神社!気多大社には日本で唯一の縁結び専用祈祷所あり

テレビCMからネットの世界まで自由自在に電脳社会を巡る縁結びの神社、気多大社は見た目、結婚相談所のホームページみたいで怪しい部分もありますが、由緒は正しく天平二十年(748年)には万葉集にも登場、越中国の一之宮として存在していました。

近世においては加賀百万石の大名となった前田利家とその妻、まつが参拝した神社としても有名です。

ちなみに祀られている大国主に関しては、須勢理毘売と結婚する際、建速須佐之男命から数々の試練を課せられ、それを乗り越えてむすばれたという、愛する者のためならどんな苦労があっても愛を守り通すロマンスに満ちた姿、と紹介されています。

いや、違っちゃいませんが。

かなり現代風にアレンジしていますよね。 続きを読む 縁結び神社!気多大社には日本で唯一の縁結び専用祈祷所あり

縁結び神社!ホームページからご祈願も可能な気多大社

縁結びスポットとしては別の意味で出雲大社より強力な神社として有名な気多大社では、毎月の1日に「心むすび祭」を開催しています。

1日の午前8時30分までに来訪すると先着100名まで神楽、祝詞、巫女舞、玉串などが行われる月次祭に参加できるほか、午後4時までに行けば無料占いと無料お祓いまで受けられるという、なかなか他の神社では味わえない体験ができます。

この「心むすび祭」、ローカルの石川テレビをご覧になっている方々はご存じでしょう。

巫女さん3人出てきて絵馬の前で「心むすび祭」とナレーションする、あのCMです。

さらに8月13日と14日の両日は「心むすび大祭」と称し、5人の占い師が無料で「貴方の現在」を占ったり、巫女の衣装を着て流れ出る清らかな水で禊ぎを行ったり、国指定の重要文化財の拝殿で祈願を行えたりします。 続きを読む 縁結び神社!ホームページからご祈願も可能な気多大社

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