孫子の兵法とバレンタインデー

バレンタインデーの告白を成就させるための下地作りに必要なのは戦術です。

ニッコロ・マキャヴェリが16世紀に書いた「戦術論」が後世の軍事学に大きな影響を及ぼしたように、スティーブ・ジョブズがプレゼンの最後に「そうそう、忘れていました、これがアップルの最新作です」とポケットからiPhoneを取り出したように、戦術はいかなる状況下でも必要であり、恋愛も例外ではないのです。

戦術に関して、参考とするのは中国春秋時代の兵法書。

ご存じ、軍事思想家の孫武が書いた「孫子」ですね。

孫子の戦術が恋愛に向いているのは「戦わずして勝つ」という思想、戦闘を行うには短期決戦を主義としている点です。 続きを読む 孫子の兵法とバレンタインデー

バレンタインデーの前に下地を作る

バレンタインデーが女から男への愛の告白をする日、と言われても、いきなりチョコレート贈られて「好きです」とか告白されたら男、困惑します。

考えてみれば女性から一方的に愛の告白をするって、一種のセクハラですよね。

言われた男は告白した人になんらかの対応を行わなければなりませんし、対応を一歩間違えると女同士から鬼畜扱いされること必至、その後の人生に大きな影を落としかねません。

男を路頭に迷わせないためにも、告白は慎重に行いましょう。

告白する相手は恋人未満であるはずなので、まずは意中の人が困惑しないための下地作りが必要。

チョコレート(あるいはそれ以外のプレゼント)は前述したようにトリガーであり、最終兵器と考えてください。 続きを読む バレンタインデーの前に下地を作る

二元性の間で揺れる乙女たちへ

女が男に愛の告白をするバレンタインデー。

なんとも前時代的です。

それに、いかにもモテない女のために情けをかけられたイベントの匂いがプンプンします。

モテる女は放っておいても男から愛の告白をしますし、アクティブな女はバレンタインデーなんてトリガーがなくても頻繁に男へアプローチをかけています。

プライドの高い女であれば、ましてバレンタインデーに意中の男へチョコレートなど贈らないでしょう。

言ってみれば、これが、現在の日本の恋愛事情であり、バレンタインデー事情とも言えます。 続きを読む 二元性の間で揺れる乙女たちへ

こんな世の中だからバレンタインデーの古典から始める

女性から男性へ愛情を込めてチョコレートを贈る日、バレンタインデー。

日本独自のイベントとして発達してきました。

仕掛けたのは日本の製菓会社。

1970年頃に普及したといいますから、まだまだ歴史、浅いものですね。

愛情を込めた贈答という意味ではなんの問題もありませんが、この中には女性から男性へ愛の告白をする、という行為も含まれています。

最近の若い男女はクールですから、チョコレート渡したぐらいで恋愛が一変するわけじゃないでしょ?なんて思う人が多いかもしれません。

そんなクールな感情持っているからいつまで経っても結婚できないんですけれど。 続きを読む こんな世の中だからバレンタインデーの古典から始める

縁結び神社!作り話でも信じれば現実になる物語

1979年、アメリカのハリウッドで「リトル・ロマンス」という映画が作られました。

少年少女の淡い恋物語を描いた作品ですが、じつは監督が「明日に向かって撃て!」や「スティング」でお馴染みのジョージ・ロイ・ヒルで、主演はその後、ハリウッド大スターとなったダイアン・レイン、脇役にはローレンス・オリヴィエやサリー・ケラーマンを配するという、なかなか玄人好みの演出とスタッフが集結した佳作でした。

この映画の肝はベネチアにある「ため息橋」の下で日没寸前のサンセットキスをすると永遠の藍が生まれる、という話を少年少女の2人が信じ、そしてそれが作り話だと分かっても、2人がベネチアに行ってキスをするというクライマックス。

たとえ嘘でも作り話でも、自分がそれを信じれば現実になる、ということをロマンチックに描いています。 続きを読む 縁結び神社!作り話でも信じれば現実になる物語

猫とツキと干支の性格

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