必然から生まれた豊岡町の招き猫

常滑、瀬戸に続いて紹介するのは高崎の豊岡町。

豊岡町っていったら焼物の町ではなく、張り子で作るダルマの町では?と、思った人、正解です。

豊岡町はそのまま、豊岡のダルマ、と町名がダルマにつくほどダルマで有名ですが、じつは張り子の技術を応用して明治の中期から招き猫も作られており、現在、張り子の招き猫では日本一の生産量を誇っています(と、いうか他ではほとんど作られていないのが現状ですが)。

現在は伝統的な張り子による製造ではなく、真空成型という技法によって立体造形を行っていますが、素材が紙であること、一点ずつ手書きであることに変わりありません。 続きを読む 必然から生まれた豊岡町の招き猫

各地にある招き猫美術館

招き猫の美術館なんて、瀬戸の「招き猫ミュージアム」ぐらいなものだろう、と思っていたら、意外と日本各地にあるんですね。

たとえば岡山市にある「招き猫美術館」。

開館は古く1994年となっています。

緑に包まれた小高い丘にあり、センスを感じさせる外観で、館内は歴史あるものから美術館オリジナルまで、さまざまな招き猫が展示されています。

この美術館の特徴は素材で分けているので、とても理解しやすいこと。

木、焼物、石、紙と招き猫に使われたすべての素材別になっているので、産地のことまで知ることができます。 続きを読む 各地にある招き猫美術館

イベントの中心にある招き猫ミュージアム

瀬戸の町で年に1回行われる招き猫の祭典「来る福招き猫まつりin瀬戸」。

その取り組みは個人コレクション数千点を持つ日本招猫倶楽部主宰も動かし、それまで群馬県の嬬恋村にあった「日本招猫倶楽部 招き猫ミュージアム」を地元の瀬戸に誘致しています。

招き猫の展示美術館としては、もちろん日本最大の規模を持つ招き猫ミュージアムは歴史から郷土玩具、主要産地別、珍品や雑貨など多岐に渡る招き猫を展示しているだけでなく、現代作家が陶磁器の素材にこだわらず、さまざまな素材を用いて制作した猫のアート作品も企画展として開催しています。

また招き猫の型に絵付けができる染付体験コーナーもあるので、オリジナル招き猫が欲しい人にはぜひ挑戦して欲しいところ。 続きを読む イベントの中心にある招き猫ミュージアム

招き猫の祭りだワッショイ!

常滑市と双璧を成すのが同じく愛知県瀬戸市。

こちらも日本六古窯のひとつに数えられるほどの歴史を持つ焼物の町で、古瀬戸のような芸術品と並んで日用品も多く作られており、とくに東日本では陶磁器の一般名詞に瀬戸物が使われるほど流通しています。

この瀬戸市も常滑市同様、招き猫を大量生産しており、招き猫に関するイベントなども開催しています。

もっとも有名なのが「来る福招き猫まつりin瀬戸」。

2013年の開催は第18回を数えるほど長く続いているイベントで、開催される9月、瀬戸市に流れる瀬戸川周辺は猫だらけになります。 続きを読む 招き猫の祭りだワッショイ!

39体のアバンギャルドな猫がお出迎え

焼き物の町、常滑市には「とこなめ招き猫通り」があり、コンクリート壁からは巨大な「とこにゃん」が訪れる観光客に愛想をふり撒いています。

なぜ、この「とこなめ招き猫通り」ができたか、というと、中部国際空港のセントレアができたので、常滑市でも何かやろうと考えた結果、名鉄常滑駅から、陶磁器会館まで向かう通りのコンクリート壁が素っ気ないので、招き猫を主人公にした通りを作ろう、ということになったそうです。

コンクリート壁に設置された猫の数、なんと39体。

これらを作ったのは常滑市で活躍する陶芸作家39人の作品で、常滑市観光協会が作るマップを見ると、さすがに作家だけあってアバンギャルドな作品が並んでおり、どれも招き猫の面影はまったくありません。 続きを読む 39体のアバンギャルドな猫がお出迎え

猫とツキと干支の性格

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