風水に限らず、占術はすべからく予言を実現させるスーパースターの登場によって世に流布されていきます。
西洋占星術では数学や天文学に多大な貢献を残した古代ローマの学者、クラウディオス・プトレマイオスがそうであったように、風水にも西普・東普(265~420年)の時代に郭璞(かくぼく)が登場しました。
河東間喜(現在の山西省)の寒門の生まれ(要するに貧乏な家ですね)ましたが、幼少の頃から勉学に勤しみ、五行・天文・卜筮(ぼくぜい・占術の意味)に秀でて、その才能は三国志に出てくる占術師、管輅(かんろ)をしのぐほどと言われました。 続きを読む 風水界のスーパースターは郭璞