易経は誰が著者なの?

古代中国の神話は日本やギリシア、あるいは北欧のように統一されていないので天地創造には諸説ありますが、おおまかに分類すると三皇五帝となり、そのうちの三皇に数えられているのが陰陽思想を説いた伏犠です。

なぜ伏犠と風水が関わるのか、それをこれから説明しましょう。

初期の卜、つまり占事は動物を対象としており、亀の甲羅だとか牛の肩甲骨だとか、そういったものに入ったヒビから物事を占っていましたが、その後、植物の蓍(めどぎ:メドハギまたはノコギリソウのこと)の茎を使った占筮(せんぜい)が主流となります。 続きを読む 易経は誰が著者なの?

風水の元になる陰陽思想は誰が最初に考えたの?

卜宅、つまり風水とは別に中国では春秋戦国時代頃から森羅万象の成り立ちを説く陰陽思想が生まれています。

紀元前770年頃から紀元前221年頃までの時代ですね。

日本でも古事記や日本書紀には世界の始まりが大地と海と空が混濁(大地はまだ柔らかく水に浮く脂のように、クラゲのように漂っていた)した状態と記されていたし、ギリシア神話でも混沌が初期世界であったように、陰陽思想もすべては混沌の中から陽の気が生まれて天になり、陰の気が沈んで大地になった、というところから始まります。 続きを読む 風水の元になる陰陽思想は誰が最初に考えたの?

風水という言葉が最初に出た文献は?

最初は地相学だった卜宅、のちに風水と呼ばれるようになるのは普の時代。

つまり三国志の後のことですね。

すでに西洋ではグレゴリオ暦が完成しており、普の時代は紀元265~420年頃といわれています。

卜宅は現在から見れば確かに地相学としての因果関係を表わしていますが、当時はあくまで占術のひとつであり、卜(ぼく)は人が関わる事柄を占うという意味があります。 続きを読む 風水という言葉が最初に出た文献は?

風水の起源は?

風水の歴史は古く、中国の殷(いん)・周(しゅう)の時代に始まったといわれています。

殷・周といえば紀元前1000年以前ですから、すでにその頃、人類は自然現象と人間の運命を結びつけようとしていたわけですね。

古代バビロニアで生まれた占星術も紀元前2000年頃が起源と言われています。

ただし、当時は風水と呼んでいたわけではなく「卜宅(ぼくたく)」と呼ばれていたそうです。 続きを読む 風水の起源は?

風水って宇宙エネルギーを利用しているの?

現在の風水、いろいろな流派が生まれてさまざまな占いの要素が取り入れられたため、かなり複雑になっており、風水研究家個人の考え方でどうにも解釈できる部分があります。

その解釈の中には大衆が喜ぶ「個人的な欲を満たす」占い方法も含まれているので、金色の財布を持てば、あるいは金運を呼ぶメイク(どんなメイクなのでしょう?)をすれば、偶然性から幸運が訪れる場合も風水のおかげと言うことができます。

風水を本当に活用するのであれば、まずは風水本来の成り立ち、つまり風水の基本を知る必要があります。 続きを読む 風水って宇宙エネルギーを利用しているの?

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