魔物を寄せ付けない「おまじない」

イギリスでは、魔物を払うためにベルを鳴らすという、おまじないがあります。

ベルの音が悪いものを寄せ付けない、悪いものが嫌う音ということで鳴らすようです。

地域にもよるようですが、お葬式の時に、ベルを鳴らすということもあるようですね。

お葬式の時には、死者があちらの世界に行くために扉が開くので、幽霊や魔物が近寄ってくる、ということが言われ、その魔物たちが嫌いな音、ベルの音を鳴らして、近寄らせない、ということもあります。

よく熊除けに、日本でも鈴が使われますよね。

また、私の住んでいる地域では、猪よけに笛をもっていき、猪にあったら笛を思いきり吹けば、いなくなるといわれています。

日本の場合、獣に対して行われる「音」で行う防御ですが、海外では、音を神聖なものとしてとらえて、魔物退治に使用するということも多いようです。

教会には必ず鐘がありますね。

この鐘は、教会に魔物が近寄らないように、もし来てしまっても追い払うという役割があるのですって。

自宅でも、何か家の中がおかしい、気味が悪いと感じるときに、ベルを大きくゆっくり鳴らして、魔物よされ!とおまじないを唱えるのです。

すると魔物はいなくなる、ということです。

怖がりな人は、ベルを持とう!

関連記事(一部広告含む):