恐怖心を与えることも時には必要だ

「恐怖心を人に与える」これの操作についてよく知っている者は、あらゆる組織のリーダーになれる。この場合の恐怖心とは、いわば劇薬であり、また時には毒薬ですらある。一般的かつ通常的にいうならば、この劇薬は用いるべきではない。

不用意に他人、特に自分の部下の心に恐怖心をかき立てるようなことは決してしてはならない。リーダーは、常日頃は陽気で明るく、人に希望や勇気を与えるよう振るまうべきである。それには、他人に対し、理解し、同情し、かつ公平無私な態度で接するよう努めることだ。

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このようにすれば、多くの人心を自分のもとに引きつけ、かつ自分に協力してもらうことが出来るようになる。しかし、しかしである。ごく時たまであるにしろ、自分への協力者が、協力者自身の利益のために、こちらへ不利益をもたらそうとしている場合がある。

このような時、事があまり大きくならぬ内に、この人間にその方法が危険であることをひそかに告げるためほんの少量でも劇薬を用いるべきである。すなわち、やんわりと恐怖心を生じさせるのだ。事業主であれば、相手に専横な行動は自分の職を失うかもれないことを、暗に示すことである。

また、一罰百戒という言葉もある。これは一人を罰することによって、他の大勢の自分への協力者の専横をいましめることになるのである。ただし、くれぐれも、この劇薬はそのあつかい方に慎重でなければならない。また、めったに使用してならないのは勿論である。

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