満月の夜の迷信

Q:満月の夜は何かが起きる、これ迷信?

まあ、何かが起きるのは満月の夜に限ったことではないので迷信とも言えますが、満月の夜にも何かが起きるので迷信ではないと言うこともできます。

答えになっていませんね。

では「満月の夜は何かが起きる」を検証してみるので、最終的な判断は各自で行ってください。

この事象の合理的根拠は月の潮汐力。

地球は6時間ごとに90度回転するので月の潮汐力を6時間ごとに受け、その潮汐力がもっとも高くなるのが満月と新月の時。

人体の75%は水分なので満月や新月の時は潮汐力によって水分膨張が起こり、自律神経になんらかの影響が及ぶため、満月の夜は何かが起きる、という信奉者が多くいます。

とくにスピリチュアル系の人は満月の夜、好きですよね。

では、実際に何か起きているのか?と調べる人も当然いて、そのうちの1人が元兵庫県警交通企画事故統計係に勤務していた黒木月光氏。

1993年の実施なのでちょっと古いのですが、全国の交通事故を調べたところ、死亡事故につながるような「暴走型」は新月と満月の時期に多く発生、死亡事故まで発展しない「うっかり型」は上弦・下弦の月の時に多く見られたという調査結果を発表しました。

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