貫索星(かんさくせい)は職人の星

貫索星は、単体・個人で物事を決めるのが好きです。

算命学の星の算出法

集団で何かを成し遂げようとするときには、どうしても細部に妥協が求められるようになりますが、単独で何かを作り出すときには、その人個人の意見がより適いやすくなります。

他の星との組み合わせを無視することもできないのですが、貫索星という星は頑固な性質を持つ星であり、同時に凝り性の星でもあります。

いちど興味をそそられたものに対しては、自分が納得できるまで追求するようなところがあるため、気がつくと“その道一筋”といった職人芸を極めていることも少なくはありません。

貫索星という星は、どんなときもマイペースを崩さず、一人でいるのが特に苦にならない星なので、自我がとても強いのです。

自我が強いということはすなわち、追求心にもつながります。

集団で協力して物事を進めるときには回りから浮いてしまいがちな貫索星ですが、裏を返せばそれだけのこだわりがあるということです。

ですので、貫索星を持っている人は、どのようなことでも構いませんので、何か目標を持つことで人生がより充実してくることでしょう。

貫索星という星は、まさに忍耐の星です。

個人の守備本能ですから、自分のペースで無理なく努力を積み重ねていきます。

とはいえ、人というのは、人から学ぶことが非常に多く、それが少なくなると歩みが止まってしまうようなところもあります。

ですので、貫索星を持っているからといって、意固地になってしまってはいけません。

人を尊重しつつ、人から学びつつ、自分の思想を構築していくということが大切です。

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