庚子(かのえね)生まれの人の性格

庚子は、金性の陽干である「庚(かのえ)」と、冬の十二支である「子(ね)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は37番、「庚」は刀のような大きな金属で、その下にある「子」は雨のような水質となります。

算命学において、水性は金性を助ける働きをしますが、それが行き過ぎると金が錆びる要因へとつながってしまうこともあります。

そうなると、まさに「水浸しの刀」のような状態となってしまいますね。

ですので、庚子の人はいつも周りに助けられるばかりではなく、自ら主体性を持って生きていくということが大切になる干支です。

しかしこれをまた違った角度から見ますと、水から生じられる⇒知識の習得能力となりますので、庚子の人は知識欲がとても強いということにもなります。

また、想像力や空想力がとても豊かで、知識欲とそれらが合致すれば素晴らしい発想へとつながることもあります。

庚子の生まれの人は、順応で素直です。

そして、強い金属でありながらも、庚子の人の容姿は線の細い、ナイーブで品の漂うものである場合が多いです。

上記のような素晴らしい個性を持ちつつも、集団の中で自らそれらをひけらかすということはなく、客観的に自己を見つめるクールな視点をキープしています。

「庚」という、強い金属の質を持ち合わせているため、引っ込み思案になるというようなことにはならないのですが、その客観性が若いときから庚子の人に落ち着いた雰囲気をまとわせることになるのです。

また、庚子もある一種の不安定要素を抱える干支なので、神経は不安低にゆらゆらとゆれています。

しかし、その不安定さは庚子の人の芸術的センスを更に際立たせていくことになり、それが繊細な感性や表現力となって前面に出ることになります。

人と話すことは好きでしょう。

しかし、嘘をつくことが出来ないというタイプなので、取り繕おうとすると違和感が出やすいかも・・・。

自然体が一番です。

庚子の人は真っ直ぐで正直、お話好きでポジティブでありながらも、周りを圧倒するということはない、癒し系の人なのです。

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