庚午(かのえうま)生まれの人の性格

庚午は、金性の陽干「庚(かのえ)」と、夏の火性である「午(うま)」が一つになって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は7番、庚は大きな金属、大きな刀のことを表します。

それはまるで、木を切り倒す斧のようでもあり、美しい切っ先を持つ刀のようでもあります。

これが真夏の午の性質の上にあるということは、まさに、火に炙られる真剣。

常に火に炙られている状況は、この生まれの人の中に直情的で攻撃的な性質を作り出します。

とはいえ、これは大抵プラスの資質となり、庚午の人を魅力となります。

一言で言えば、カラッとしていて、正直な人。

女性であれば男勝りでさわやかな人、いずれにしてもスポーティな感じのさわやか美人が多いはずです。

しかし内に激しいものを持っているということもあり、しっとりとした情緒の中で形成される人間関係においては誤解されることが多く、悩むこともあるでしょう。

接するなら自分と同じようなタイプの人か、もしくは男性と話しているほうが楽・・・。

そんな気持ちを抱いたことはありませんか?

しかし、年と共に幅広い年代の人との交流することの出来る処世術を身につけていくので、交友範囲が狭まることはないですよ。

鞘に納まった刀。

収まっている間は大人しいですが、鞘から抜かれれば本来の自分の力を最大限に発揮することが出来ます。

人の前では、最初はあまり多くを喋らないですが、気心が知れてくると話がドッと盛んになるというタイプですね。

また、庚午の人の青年期は、どちらかというと不安定なものになるかも知れません。

これは庚と午が生み出す激しさが引き起こす運命でもありますが、庚午の人の成長や変身において非常に大切な時期ともなります。

苦労を苦労と処理せずに、色々なことに一つ一つ丁寧に向き合いながら前進するように心がけてみてください。

こうした庚午の人の激しい傾向は、稀に極端な度合いとして表面的になると潔癖が高じて他人を受け入れることが出来なかったり、そのことによって可能性をつぶしてしまうということもありえるようです。

それだけの爆発力を持っている庚午の人ですから、それを是非、職業の適性に生かして、あなたの持っている度量を十分発散することの出来る業種につくということがより大切です。

「コレだ!」という仕事にピタっと出会うことが出来れば、あなたは今よりも更に輝くことが出来るはずです。

未曾有の可能性をふんだんに与えられて生まれてきた庚午のあなたは、独特のセンスと鋭角的な発想で独自の世界を切り開いていくことでしょう。

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