癸巳(みずのとみ)生まれの人の性格

癸巳は、水性の陰干「癸(みずのと)」に、火性の十二支である「巳(み)」が合わさって成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は30番、巳は夏の十二支ですのでその風景の中に癸の雨が降るわけです。

雨は静かに降り注ぎ、地上に溜まった太陽の熱を分散してくれます。

癸巳の人は、どこか不思議な感性を持っている人が多く、それは誰にも触れることの出来ない聖域となって癸巳の人たちの心を支配しています。

表面的にはニコニコしていても、負けず嫌いですのでどこまでも追求していくでしょう。

また、才能を持っているのに、素直には出しません。

しかし、自分が発揮したいと思った時には最大限のセンスで挑むことが出来ます。

自分の力をコントロールすることが上手なのですね。

しかし、そのような冷静さを持っているわりには、見た感じは人のよい可愛らしい人、というような可憐なイメージしか沸かないはずです。

それはこの人の無意識が成す演技力によるものです。

意図的には可愛らしさを出していないのですが、周囲の人との調和を保つため、あくまでも相手のために発揮される演技なのですね。

これが癸巳の人の器用なところです。

ですので、人と接するような職業においては特に重宝されるでしょう。

しかしそんな爽やかな一面とは裏腹に、実は執着心の強い性質も持ち合わせています。

それも比較的、いや、結構強い執着心(笑)

それが仕事や趣味に向けば問題ないのですが、対人関係において受けた傷に関しては、一生忘れないというほどの恨みを持つことにもなりかねません。

しかし、そんな人とも年を重ねれば徐々に和解していくことが出来るようになります。

どこか変わり者的な要素をふんだんに含んだ癸巳の人ですが、それが何故か周囲から可愛がられる要因となってしまうのですよね。

癸巳の人特有の魅力といってよいでしょう。

本当に不思議で、憎めない人です。

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