丙戌(ひのえいぬ)生まれの人の性格

丙戌は、火性の陽干である「丙(ひのえ)」と、土性の十二支である「戌(いぬ)」が合体して成立している干支です。

干支(生まれた日)の算出法

干支番号は23番、秋の終わりの十二支である戌の上にある太陽です。

秋の夕日、無言のうちに沈む太陽のような、人々が息を呑む美しさを心に秘める干支となります。

そして丙戌の人も、周りの事象を美化するという性質があります。

自分の気持ちに正直であり、周りを和ませるのが実に上手です。

しかし本人の意向とは全く関係なく、人に好かれる場合と、人間関係において、怪訝に思われる場合の両極端にわかれてしまうというような傾向を持っています。

そして怪訝に思われる場合の多くは、この人の明るさがいくつになっても変わらない、あっけらかんとしたものであるせいでしょう。

しかしこの人の内面は見た目に逆らい若干複雑で、意外に神経質な一面もありますし、それが内面の奥深くまで影響を及ぼすと精神を病んでしまうというような事もあるようです。

しかし、この性質は高い芸術性・高い感受性となり、丙戌の人の人格の幅を徐々に広げてくれることになります。

本来、明るく人が大好きで、寂しがり屋であるために、一人で何かを始めるというのはちょっと苦手。

周りの人々の間で潤滑剤のような役割を果たし、高い協調性で多くの人脈を形成していきます。

ちょっと不思議な人が多いかも(笑)

しかしこれはもちろん、それが可愛らしい魅力であるということです。

また、戌という十二支は秋の終わりに位置するため、物事を終結することも得意です。

家系を終わらせる役目を果たしたりもします。

いくつになっても若いときの陽気な気質が保たれるので、年を経てもなお、見た目の若い人が多いです。

そして、若い人の話がわかる人でもありますね。

いつの時代も、人に支えてもらいながらも、多くの人を支えていく。

それが丙戌の人の理想かといえます。

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