壁の向こうの蜜の味、それを少し分かりやすく科学的側面から説明しましょう。
達成感は快感に分類されますが、脳の中でこれを感知しているのはA10神経。
これが活発化すると脳内で快感と認識されるわけですね。
なぜ脳はあえて快感という本能的な感情を与えたのでしょうか?
じつはこれ、生きていくためにとても重要な感情で、報酬系と定義されています。
人間を始めとして生き物は生命を維持するために必要な行動を取らなければなりません。 続きを読む 欲求を満たすことで活発化するA10 神経
壁の向こうの蜜の味、それを少し分かりやすく科学的側面から説明しましょう。
達成感は快感に分類されますが、脳の中でこれを感知しているのはA10神経。
これが活発化すると脳内で快感と認識されるわけですね。
なぜ脳はあえて快感という本能的な感情を与えたのでしょうか?
じつはこれ、生きていくためにとても重要な感情で、報酬系と定義されています。
人間を始めとして生き物は生命を維持するために必要な行動を取らなければなりません。 続きを読む 欲求を満たすことで活発化するA10 神経
比喩として、目の前の壁の向こうに何があるのかを知っている人は、壁を壊した人だ、と最初に紹介しました。
壁の向こうにあるのは『成功』という名の甘い蜜の味です。
悩んだ挙句、ブレイクスルーで自分の技術が上達した時、思いもよらない発見をした時、自分の理論が実証された時、そこには物品や休息では味わえない快感があります。
その快感は継続性のない瞬間的なものですが、乗り越えた壁が大きいほどボルテージは高くなり、快感の痕跡を強く残します。
だからこそ、一度、壁を壊した人は次の壁もなんとか壊そうと努力、工夫をするわけですね。
潜在意識には、この達成感という快感も経験値として取り込みます。 続きを読む 潜在意識に刻まれる達成した喜び
経験値、すなわち潜在意識を高めるために欠かせないのは持続性です。
この持続性を持たせるための有効な手段が小さな目標から行動を起こせ、という方法。
簡単に乗り越えることができる壁を用意するところから始めれば、誰でも壁を乗り越えた時の快感を覚えることができます。
つまり『成功』の甘い蜜ですね。
壁が大きくなるほど、蜜の味が甘くなると理解できれば、持続性は約束されたようなものです。
ここで間違えてはいけないのが蜜の味を目標とは別の欲望で満たしてしまうこと。 続きを読む 成功報酬の与え方
潜在意識に限らず、どの自己啓発書も最初の目標は低く設定しろ、と説明しています。
これも正しいアプローチ方法ですね。
たとえば部屋の掃除が苦手な人。
汚れた部屋全体をピカピカにする、というイメージが掃除に結びついていませんか?
けれど現実は荷物が多すぎてどこになにをしまうのかと考えているうちにうんざりして頓挫、というのはよく見かけるケースです。
そんな人に取って部屋全体をピカピカにする、という目標は高すぎて頑丈な壁のため、いきなり壊す、乗り越えることができません。 続きを読む 小さい壁の壊し方を学ぶ
『成功』という結果を導くためには『夢・願望』を目標に置き換え、『実現・達成』させるために経験値という潜在意識を活用する、という方程式は理解できたことでしょう。
潜在意識は潜在能力、ポテンシャルと言い換えることもできますね。
この潜在意識を高めることこそ誰もが苦手と感じる、もっとも重要な部分です。
潜在意識の活用に限らず、世に数多ある自己啓発書のなかで、まともな自己啓発書ほど、経験値を高めるための方法は地道であるがゆえ、あの手この手と手法を変え、できるだけ持続性のない読者を引っ張ろうとするワケで、内容的にはどの自己啓発書も変わりはないのです。 続きを読む 地道な活動こそ成功への近道