リラックスするためには副交感神経を作動させること、そのためには睡眠時間が重要ですが、それを妨げている行為について説明しました。
ここで気がつくのが、じつは妨げる行為のほとんどが習慣性を持っていることです。
飲酒の酩酊にしても映画やドラマの高揚にしても、あるいはゲームの興奮にしても、一時的な快楽をもたらせてくれます。
この快楽は交感神経が活動しているから得られるもので(酩酊に関しては中枢神経の麻痺という側面があります)、人間に取っては不要なものではありませんが、その代償として副交感神経の活動が必要になります。
しかし、快楽は習慣性が強く、快楽が習慣化させるとさらに強い快楽を求めるようになり、その快楽がないと精神的な欠乏状態となってしまい、今度はそれがストレスとなるのもよく見かけるケースです。 続きを読む 依存度の高い快楽は習慣性になる