ドイツのワーグナーによる「ニーベルングの指環」も、イギリスのJ・R・R・トールキンによる「指輪物語」も、どちらも北欧神話をモチーフにしており、両者とも民族的には(根源をたどればという注釈つきで)ゲルマン系になります。
ただし、「指輪物語」が「ニーベルングの指環」からインスパイアされたというのは正しくありません。
トールキンは作家であると同時に文献学者、語学研究家であり、古代アングロサクソン語の研究も行っていたので、当然、北欧神話に対する造詣も深かったことから、物語の類似性は必然と考える方が妥当でしょう。
「指輪物語」も「ニーベルングの指環」同様に長編であり、映画となった「ロード・オブ・ザ・リング」三部作は一部にしか過ぎず、案の定、「ホビット 思いがけない冒険」が製作されました。 続きを読む 映画に出てくる北欧神話のイメージ