北欧神話!世界を支えるユグドラシル

北欧神話を形成する「9つの世界」はユグドラシルという巨木に囲まれており、三層に分かれています。

この巨木に支えられている最上層には当然、オーディンを始めとするアース神族に、同じく人間型神のヴァン族、一節にはこれに半神である光の妖精、エルフが住むアールヴヘイムが加わります。

第二層には人間の住むミッドガルドに小人の世界のスヴァルトアールヴヘイムや巨人族のヨトゥンヘイムなどがあり、最下層には北欧神話の始まりからあった炎の国ムスペルヘイムや氷の国ニヴルヘイムがあります。

このニヴルヘイム、一節には地獄や死者の国と表現され、名称もヘルヘイムと呼ばれることがあります。

ユグドラシルはその大きさから世界樹、あるいは宇宙樹とも呼ばれ、9つの世界すべてに根を張っており、その根には3つの魔法の泉があります。 続きを読む 北欧神話!世界を支えるユグドラシル

北欧神話!9つの世界の始まり

北欧神話の世界で最初の巨人、ユミルを滅ぼして天と地を創り上げた人間型神オーディンは、その世界の住人、人間を海岸に流れ着いた2本の木から創ります。

トネリコの木からは男を、ニレの木からは女を。

これが北欧神話で最初に登場した人類で、名前はアスクとエムブラといいます。

ちょっとアダムとイブに似ていますね。

旧約聖書でも同じく天地創造の後にアダムとイブが登場、旧約聖書ではアダムとイブのその後が重要となっていますが、北欧神話では大した意味を持たず、オーディンは創りあげた大地に人間を住まわせます。

これが北欧神話の世界観を形成している「9つの世界」のうちのひとつ、ミッドガルド。 続きを読む 北欧神話!9つの世界の始まり

北欧神話の世界から生まれた人間型神

北欧神話の世界、今のところギンヌンガガプという空虚な割れ目から生まれた巨人ユミルと、そのユミルから生まれたヨトゥンと呼ばれる巨人たち、牝牛アウズンブラの舐めた塩の氷から生まれた人間型神が存在しています。

巨人と交わったボルを父に持つ三神、オーディンとヴィリ、ヴェーはしかし、巨人に対して敵愾心を持っていることから、その産みの親であるユミルの殺害を実行します。

考えてみれば三神の祖父、ブーリは塩の氷から生まれたのであってユミルから生まれた巨人と交わったとしても、三神にしてみれば血統的に見れば遠縁には当たりますが直系というわけではありません。

なぜ敵愾心を持ったのかというと、これについては詳しく伝承されていませんが、巨人が無秩序であったことに対して人間型神の三神が秩序を好むということが理由と推測されています。 続きを読む 北欧神話の世界から生まれた人間型神

北欧神話最初の巨人、ユミルの誕生

北欧神話における世界の始まりはギンヌンガガプという巨大で空虚な裂け目です。

ギンヌンガガプに限らず、北欧神話もギリシャ神話同様、いろいろと呼び名があるのですが、一応、その中から多数派と見られるポピュラーな呼び名を採用します。

このギンヌンガガプのおよそ北側という曖昧な場所に氷の国のニヴルヘイムがあり、およそ南側という同じく曖昧な場所に灼熱の国、ムスペルヘイムがあって、ギンヌンガガプにはニヴルヘイムからの凍りつくような冷気とムスペルヘイムの燃え尽くすような熱気が吹きつけていました。

この冷気と熱気がぶつかって霜が発生、その霜から垂れた滴が毒気となり、この毒気から北欧神話最初の巨人、ユミルが誕生します。

ユミルと同時に牝牛のアウズンブラが生まれ、ユミルはアウズンブラの乳を飲みながらユミルの身体(主に足)から次々に巨人を生み出していきます。 続きを読む 北欧神話最初の巨人、ユミルの誕生

北欧神話!神話の共通点

「指輪物語」に出てくるドワーフやエルフが北欧神話の民族であったことに対しては後述するとして、そろそろ北欧神話の本題に向かいましょう。

現在から神の概念をたどると、どうしてもイエス・キリストやモーセといった預言者からの一神教に行き当たりますし、仏教においてもブッダという超越した存在があり、それぞれは人として生きる道を説いていますが、神話の世界とは言ってみれば人間が生きる道以前、自然の畏怖に対して人間はどのように対処すべきか、つまり人間が生きていくためにはどうすべきか、という原始的な信仰が含まれています。

したがって、どの神話を取っても国づくりから始まり、人間に自然の恵みを与える神や人間の生活を脅かす自然の神がいて、それぞれが大掛かりな戦争を行うという、なんともスペクタクルで人間臭い神様が多く登場してきます。

日本の神話然り、ギリシャ神話然り、当然、北欧神話も例外ではありません。 続きを読む 北欧神話!神話の共通点

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