繰り返しを行うには「報酬」を用意する!脳トレ活用法

思考や発想、記憶や感情を鍛えるためにはそれぞれの情報が通過する神経経路を活発化させ、情報伝達の効率を高めることが大切ですが、そのためには単調な繰り返しや連呼を行なわな分ければなりません。

この単調な作業そのものを阻害するのもまた脳の役割で、生命維持に影響がなければ単調な作業を行おうとしない命令を出すのです。

まさしく7つの大罪のひとつ、「怠惰」ですね。

というのも仕方のないことで、生命維持に関わらないことに身体を使うのは生命維持をするための身体に貯めている栄養素を他の役割に使ってしまうことになるので、脳はそれを阻止しようとするのです。 続きを読む 繰り返しを行うには「報酬」を用意する!脳トレ活用法

長期記憶の完成には意思が必要!脳トレ活用法

このコラム冒頭で、脳を鍛えるためには便宜上、4つに分類した記憶力、思考力、発想力、感情を高める必要があると紹介しましたが、基本的に記憶力向上と他の3分類を鍛える方法は同じです。

集中して繰り返すことで、思考や発想、感情の情報が通過する神経経路を活発化させ、伝達効率を高めていけばいいのです。

とはいえ、この神経経路を活発化させる作業、言葉ほど簡単ではありません。

重要な情報であれば緊張から一時的に活発化しますが、情報が通過する神経経路を活発化させるためには意思が必要になります。

たとえば記憶を例に取ると、記憶を改めて記録にすることで長期記憶への保存が可能となりますが、多くの人は記録に留めません。 続きを読む 長期記憶の完成には意思が必要!脳トレ活用法

記憶力アップの基本!脳トレ活用法

記憶力を鍛える方法をこれまでに紹介しました。

ここで記憶力増強のまとめをしておきましょう。

記憶にはいくつかの分類があり、情報は超短期記憶、短期記憶、長期記憶に保存され、重要な情報になるほど長期記憶に保存しなければなりません。

長期記憶への保存方法は重要な情報を連呼することで記録されます。

情報を連呼することで、その情報が通過する神経経路が活発化、情報の伝達効率を高めるからです。

ただし重要な情報を連呼できる状況ばかりではないので、情報を書き留めておくことで常に連呼できる状況が作り出されます。 続きを読む 記憶力アップの基本!脳トレ活用法

顔の特徴から人相を学ぶ!脳トレ活用法

記憶は関連性を多くするほどアウトプットしやすくなるので、その関連性の例として名前と目の大きさを前項で紹介しました。

顔の部位を集中的に記憶させる行為を繰り返していると、特定の神経経路が活発化、伝達効率を高めるので自然に部位の特徴を覚えやすくなります。

たとえば目の特徴を早く捉えられるようになったら、目だけではなく鼻や眉の形など範囲を広げていけば、より関連性が多くなってトリガーも引きやすくなります。

また会議などの記録を残しておけば、そのうち、意外なことに気がつくでしょう。

たとえば目の縦幅+3、いわゆるギョロ目の営業部長はやや強引な発言が目立つとか、美人で目の横幅+3の企画部長とは反りが合わない、とか、耳たぶ+3の専務取締役は会議の調和がうまい、とか。 続きを読む 顔の特徴から人相を学ぶ!脳トレ活用法

顔の特徴は客観的に情報量を少なく!脳トレ活用法

重要な情報の保存は関連性が多いほどトリガーを引きやすくなる、つまりアウトプットしやすくなります。

たとえば会議で手続き記憶と結びつけ、会議で発言しているクライアントが搭乗駅の横浜駅=山田さんだとしても、次に会う時は横浜駅と関連するトリガーがなければ顔と名前が一致しませんね。

そこで顔の特徴を覚えると、記憶はさらにアウトプットしやすくなります。

ただし顔の特徴というのは情報量が多すぎて、覚える側に取っては曖昧な記憶になりがちです。

たとえば顔の輪郭は四角に近いけれど身体が太っていたので丸顔に覚えていたり、女性担当者が美人だったので十分に見とれていたけれど、長期記憶を探ったら美人、としか覚えていなかったり。 続きを読む 顔の特徴は客観的に情報量を少なく!脳トレ活用法

猫とツキと干支の性格

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