「是非に及ばず」
織田信長の最後の名言ですね。
京都の本能寺に宿泊していた織田信長、深夜の騒乱に気づいて小姓の森蘭丸に「これは謀反か?如何なる者の企てぞ?」と尋ねたところ、状況を把握した蘭丸が「明智が者と見え申候」と報告、それを受けて発した言葉です。
この言葉、「しかたがない」と捉えられがちで、確かにそういった意味も含まれているので間違いではありませんが、急襲を受けた信長の状況を考えると「しかたがない」という諦観はあまり相応しくありません。
相手に強く要望する時、「ぜひ」が使われます。 続きを読む 「明智が相手じゃ仕方ないか」ではなく…