「戦わずして勝ちを得るのは良将の成すところである」
豊臣秀吉は戦場においてスピード感のある戦い方ができると同時に、兵を使わず金を使ってじっくりと相手を落とす戦術にも長けていました。
たとえば明智光秀が織田信長急襲した時に遠征していた備中高松城の戦い。
高松城は周囲が湿地帯という条件の珍しい城のため、騎馬や歩兵が攻めづらいという利点を持っていました。
そこで秀吉、近くの足立川に堤防を作って流れを堰き止め、氾濫させて高松城周囲を水浸しにするという突拍子もない作戦に出ます。 続きを読む 史上最大の水攻め作戦