原作者である士郎正宗の先見の明!アニメ名言集

「あらそう?なら死になさい」

これは主人公の草薙素子が亡命を企てる政府高官に向かって発し、その後、躊躇なくサブマシンガンで射殺後に姿を消すシーンに使われた名セリフですね。

原作、劇場公開版、TVシリーズ版すべてに使われていますが、クールに自分の仕事を遂行する草薙素子の性格をこれほど端的に表しているセリフはないでしょう。

この時、草薙素子は光学迷彩服を来てビルの窓から逃走するのですが、1989年にはまったくのSF(しかし士郎正宗の解説では細かく科学的根拠が描かれており、けっして想像の産物ではありませんでした)でしかなかった、高額迷彩服が最近になって実現化の目処が立ちつつあります。 続きを読む 原作者である士郎正宗の先見の明!アニメ名言集

原作は超難解作品だった『攻殻機動隊』!アニメ名言集

子供が主人公ではなく、大人達がしっかり描かれているストーリー性重視のアニメも『カウボーイビパップ』を始めとしてずいぶんと出てきましたが、その中でもっともメジャーな存在となっているのが『攻殻機動隊』でしょう。

原作のコミックが初出したのは平成元年(1989年)で、単行本となったのはそれから2年後、いかにこの作者の士郎正宗が遅筆であるか、よく分かる事実ですが、この原作を読めば遅筆の理由も分かるでしょう。

とにかくストーリーが難解である上、専門科学用語が頻繁に出てきて、その解説を欄外に記すものだから、読み手としてもある程度のレベルが求められる作品でした。 続きを読む 原作は超難解作品だった『攻殻機動隊』!アニメ名言集

最後までハードボイルド!アニメ名言集

『カウボーイビパップ』の監督、渡辺信一郎は、「それまでやりたくてもやれなかったことを全部ぶちこんで作った」というほど、それまでのアニメの規格に当てはまらない大人の作品で、これを実写の映画で作ったら(しかも日本人の俳優だったら)さぞ滑りまくっていたことが予想され、その意味では本当の大人のアニメといえるでしょう。

もちろん、本当の大人の中には『商売優先』と考える人も多くいて、そういう人には真に目の上のタンコブ的存在のため、さっさと終わらせた方がいい、という結論が頭に浮かびます。

かくして、『カウボーイビパップ』は全26話を間引きして放映したのですが、最終話はなんとスポンサーに対する皮肉でまとめた内容を作ってしまうという前代未聞の事態が発生しました。 続きを読む 最後までハードボイルド!アニメ名言集

コアなファン層に支えられて!アニメ名言集

「いやあ、ブルースハープはいいねえ!」

「あんた、ジャズファンじゃなかったっけ?」

「バカ言え。俺はおふくろのミルク飲むにもワーブリング効かしてたもんさ」

「…そりゃ随分と気の効いたガキだな」

サンライズ制作の『カウボーイビバップ』第6話『悪魔を憐れむ歌』の冒頭で、主人公のスパイクと相棒のジェットの会話です。

ちなみにブルースハープはブルース専用のハーモニカのことで、ワーブリングとはブルースハープを小刻みに左右に動かし、音を震わせることですね。 続きを読む コアなファン層に支えられて!アニメ名言集

隠れた名作『カウボーイビパップ』!アニメ名言集

「…肉の入ってねえ青椒肉絲は青椒肉絲とは言わねえんじゃないか?」

「…金が無い時は言うんだよ」

全編、こんな洒落た名セリフが登場するのは『機動戦士ガンダム』の製作会社、サンライズによる『カウボーイビバップ』です。

これまでの超メジャー、エポックメイキングからいきなり超マイナー作品に飛んだのは、あくまでもサンライズ続きってことでご容赦を。

一応、スポンサーであるバンダイの顔を立てて、プラモデルになりやすい宇宙船を登場させているSFもので、近未来、火星を舞台にした賞金稼ぎの物語に思われますが。 続きを読む 隠れた名作『カウボーイビパップ』!アニメ名言集

猫とツキと干支の性格

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