貧富の差は日常の考え方の違いから生ずる

貧富のわかれ目は、正に「考え方の違い」によって生ずる。富を築く人の思考は「陽の類」にあった。そして、貧乏への道を歩む人の思考は「陰の類」にあった。ここでいう思考とは、その人の日常における基本的な心の動きといってもよい。陽の類と陰の類とを次にかかげる。

陽の類:面白い・やれる・元気だ・安心だ・平安・感謝・落ちつき・愛情・自信・許し・時間は作れる・思いやり・幸せだ

陰の類:つまらない・無理だ・疲れた・不安だ・悩み・不平・焦り・憎しみ・恐れる・怒り・時間がない・自己主張・不幸だ 続きを読む 貧富の差は日常の考え方の違いから生ずる

「心の管理費」は年収の5%を消費すべきである

「心の健康管理」には色々の方法がある。一番てっとり早いのは、リクリェーションで、野山に遊ぶことであろう。次には、瞑想、坐禅、ヨガなどの講習会から、成功哲学などを含めて、種々の心のコントロール法を説く講演会に出席すること。その次には、自己コントロールに関しての専門誌や本を読むこと、ということになろう。

人間、もっとも尊いのは健康である。健康なくして、お力ネがあっても空しいことは容易に想像つくことだ。勿論、一番望ましいのは、健康であって、おカネがあることだ。ところで、病気とは「気のやまい」と書くように、心の健康が即、身体の健康であることは誰もが承知している。そこで、ある学者のいうことだが「心の管理費は年収の5パーセントを消費すべきだ」という言葉にもうなずけるのである。

人間の定期的自己管理は必要である

自動車というものは、ガソリンを入れておきさえすればよいというものではなくて、ガソリン代の他に管理費というものが要することは誰でも知っている。人間の健康についても同様である。それは食物だけ与えておけばよいというものではなく、何らかの健康管理が必要なのだ。更にいうならば、現代人は「心の健康管理」についても、おカネを使わなくてはならなくなっている、といえよう。

総合的な意味で、自己管理の出来ないものに、自分の運命発展のため機構を管理出来る筈はない。しかし、しばしば、自動車の定期点検と整備を怠り、その車を早くダメにしてしまうように、自分自身の人生を、そのように無神経にあつかっている人も多いものだ。

被害者意識を捨て、プラス思考を心掛けよ

電車の中で、少しでも足を踏まれたり、足に何か当ったりすると、大仰に「痛い!」と大声を反射的にあげる人がいる。そして、顔をしかめ、長い間、その痛みのひどいことを誇示するのである。このようなタイプは「被害者意識の強い人」である。

これはどちらかといえば、女性の方に多い。被害者意識の強い人は、潜在意識に、「自分は少しも悪くない。このような目に私があわされたのは、あなたの貴任である」といった意識が常駐的に根をおろしているのである。その故に、精神分析医はこれを心理学的分類の中では、特に「あなたのせいで型」という名称をつけている。 続きを読む 被害者意識を捨て、プラス思考を心掛けよ

「恩義に鈍感、恨みには敏感」は衰運タイプ

人から受けた恩義には鈍感で、恨みには敏感な人間がいる。こういう人間は衰運の運をたどることは明白だが、それと同時に、人生そのものが不幸感の連続になるものだ。

こういう人間は、特に他人に対し要求度が高く、しかも、他人のものは自分のもの式に考え、結局は人に嫌われてしまう。そして、常にその別れて行った他人に対して、悪口や不平を並べるのである。時には努力して、有力者のもとに、その庇護を受けることもある。 続きを読む 「恩義に鈍感、恨みには敏感」は衰運タイプ

猫とツキと干支の性格

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