平和的な日本神話!日本神話初級講座

大国主大神から神武天皇誕生まではダイジェストで紹介しました。

この部分、ギリシャ神話や北欧神話のようだったら、天津神と国津神の大戦争となるところです。

なぜ、そうならず天津神と国津神の間の交渉だけで国譲りになったのか、ここではそれを追求せず、それこそ平和的国民性、ということにしておきましょう。

その後、神武天皇は東征を行い、ヤマト王権を倒して大和朝廷を築き、ここより神代ではなく人代としての歴史が始まります。 続きを読む 平和的な日本神話!日本神話初級講座

神武天皇にはなぜ寿命があったか?日本神話初級講座

天津神が収めることとなった葦原中国、最初に降り立ったのは天照大御神の孫となるニニギでした。

そのニニギの子供、日子穂穂手見命こと山幸彦(弟の方ですね)は伊耶那美命と伊耶那岐命が産んだ神様、海神である綿津見神の娘、豊玉姫命と結婚します。

そして産まれた子供が日子波限建鵜草葺不合命(ヒコナギサタケウガヤフキアエズ)で、初代天皇となる神武天皇の父親となります。

ここでようやく、神様が天皇になりました。 続きを読む 神武天皇にはなぜ寿命があったか?日本神話初級講座

国譲りと天孫降臨!日本神話初級講座

大国主、いろいろな女神様と交わって子孫の神様を残すと、これらの神様は葦原中国を収める国津神となります。

高天原にいる天津神の対語ですね。

ここから先も日本神話は続きますが、かなり政治的色合いが強くなってくるので簡単に、大雑把に説明しましょう。

高天原にいる八百万の神様たち、葦原中国を収めるのは高天原の女神、天照大御神の子孫こそ相応しいと国津神をまとめる大国主大神に迫ります。 続きを読む 国譲りと天孫降臨!日本神話初級講座

ちょっとかわいそうな八神売姫!日本神話初級講座

須世理姫の父親、建速須佐之男命の言いつけ通り、出雲に戻って2度も自分を殺した八十神を追い払った後、かつての大穴牟遅神であり、葦原醜男命であった大国主大神の名に相応しい神様となりました。

そこで喜んだのが最初に結婚した八神売姫。

なにしろ死んだと思っていた夫が生きていた上に立派になって帰ってきたのですから。

しかも八神売姫、大穴牟遅神の子供を産んでいたのです。 続きを読む ちょっとかわいそうな八神売姫!日本神話初級講座

最後の建速須佐之男命の言葉とは!日本神話初級講座

建速須佐之男命の娘、須世理姫だけでなく、建速須佐之男命の剣や弓までを奪って逃げる葦原醜男命、それを凄まじい形相で追いかける建速須佐之男命。

ついに建速須佐之男命は葦原醜男命を葦原中国と高天原との境である黄泉平坂で追い詰めます。

これまでの虐めを考えれば葦原醜男命、四肢を引きちぎられても不思議ではありません。

ところが建速須佐之男命、こう告げます。 続きを読む 最後の建速須佐之男命の言葉とは!日本神話初級講座

猫とツキと干支の性格

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