神事として扱われるおまじない

現在のおまじない、都市伝説的なものが出始めてなんでもあり、の状態ですが、現代社会ほど文明が発達していない時代(もちろん現代が高度に発達した文明を持っているというわけではありませんが)、おまじないは「お呪い」の漢字でもわかるように、呪術の一種、つまり神事だったわけですね。

この呪術、漢字で表すと禍々しい雰囲気を持っていますが、呪術は二通りあって、人の心を惑わすための邪術と公共の利益(天候の回復や病気の治療など)のための妖術があり、これを行うのがシャーマン、つまり祈祷師や巫女です。

もっとも現在の神社で巫女さんは神事の奉仕という役割になっていますが、神社と「お呪い」は切っても切れない関係。

神社にお願いごとをする願掛けも、言ってみれば「お呪い」と同義語ですから。

お祓いは儀式のようにも思われますが、これもしておくとしておかないとでは本人の気持ちの持ちようが違ってきます。

新車購入した時なんか、神社まで車を運んで交通安全祈願を行っている人までいますよね。

おまじない、何が効くのかは本人次第ですが、やはり日本には神様が八百万もいるのですから、まずは古式伝統に則り、日本の神様たちの「不思議な力」に頼ってみてはいかがでしょう。

大丈夫、恋結びの神様もちゃんといますから。

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